CORPORATE PROFILE
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スインデル焼入炉自動車熱交換器用多穴チューブとその断面図5,600トン押出機ダイス設計需要が高まる自動車部品の品質向上に貢献CLOSEUP航空機やロケットには、高い寸法精度と大径・長尺の製品が求められ、それを実現する高出力の間接押出機が必要です。UACJは、日本に10数台しかない間接押出機のうち8台を保有し、大型の5,600トン押出機やスインデル焼入炉なども活用して、航空・宇宙分野のニーズにお応えしています。また、二輪車やOA機器などに用いられる小型部材においても、精緻な寸法精度を実現するなど、高品質な部材を供給しています。航空・宇宙分野の要求品質に対応する国内有数の押出機特長1UACJは豊富な経験を通じて合金や金型設計の知見を蓄積しています。こうした知見を活かして、異形や薄肉材での押出や中空箇所を複数にするといった難形状の押出加工も手がけています。自動車熱交換器用多穴チューブでは薄肉化による軽量化とともに伝熱性能の向上を図ることで、お客様が抱える課題を解決しています。お客様の課題を解決する製品実現力特長2約16mm(1円玉とほぼ同じ幅)UACJは、さまざまな事業間の連携を通じて自動車部材を提供しています。押出事業が高強度の7000系合金を供給し、他事業で自動車部材として加工することで、安定した品質をお届けしています。16

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