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当社LNG船向け厚板製造実績・見込み数量3020100(千t)※2013年9月時点2010201120122013(予想)2014(見通し)2015(見通し)2016(見通し)(年)失を計上したことなどにより、四半期純利益は17億円(同9.0%減)となりました。 旧住友軽金属工業では、IT機器向けアルミニウム圧延品やエアコン向け銅管を中心に販売が減少し、売上高は1,250億円(同3.0%減)となりました。販売量の減少やエネルギー価格の上昇などの影響により、営業利益は44億円(同33.5%減)、経常利益は34億円(同35.5%減)となりました。四半期純利益については、12億円の減損損失の計上などにより18億円(同24.4%減)となりました。 これらの結果を受けて、旧古河スカイでは1株当たり3.0円、旧住友軽金属工業では同2.0円と、いずれも予定通りの中間配当を実施しました。下半期の市場環境は、全体としては回復基調が続くものと見られており、個人消費はもちろん、設備投資や生産の回復が見込まれます。また、円安局面も継続が予想されており、缶材をはじめ輸出製品については円ベースでの収益が改善するものと見込まれます。さらに、2014年4月の消費税率の引き上げを踏まえて、自動車などの耐久消費財を中心に、駆け込み需要があるものと予想されます。トップメッセージ下半期の見通しについて こうした追い風ともいえる環境のなか、当社は2013年10月1日に新たな船出を果たしました。当下半期からは、統合する2社の業績が合算されるとともに、2社の持分法適用会社であった北米のTri-Arrows Aluminum Inc.が連結子会社となり、業績に反映されます。通期予想については、経営統合が収益に及ぼす影響を精査中であり、開示が可能になった時点で速やかに開示する予定です。内アルミニウム業界を牽引してきた2社の経営統合により、当社グループのアルミニウム板製品の生産規模は年間100万トンを超え、世界第3位グループとなる見通しです。このスケールメリットによる強固なコスト競争力と、グローバルな生産当国今後の方向性について3

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