株主の皆様へ
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統合効果グローバルコスト競争力の強化に向けて確実な実現と、さらなる上積みを強力に推進(2013年度実績:10億円/年、2014年度見込み:35億円/年)最適生産体制の構築85億円生産技術・研究開発の融合によるコスト低減および新製品開発30億円購買コストおよび経費の削減30億円その他効果5億円年額合計 150億円 以上トップメッセージ 研究開発力、生産技術力の融合により、環境・エネルギー、輸送、ITなどの成長分野において、製品開発や用途開発を推進します。また、生産プロセスの改善により、生産性向上とコスト削減を追求。アルミニウムの可能性を広げる基礎研究にも注力します。 これらの技術を世界各地の生産拠点に展開し、優れた製品を世界のマーケットに供給します。 UACJグループは、板事業をはじめ、押出事業、製箔事業、鋳鍛事業、銅管事業、加工品事業と、幅広い事業を展開しています。今後、各事業間のシナジー効果を最大限に発揮することで、継続的な成長の実現とグループ利益の最大化に貢献していきます。例えば、製箔事業では、新設したマレーシアの現地拠点が、板事業のタイ新工場との連携によって、アジア周辺の需要拡大に対応します。 これまで述べてきた施策を着実に進めることで、年額150億円以上の統合効果を実現するとともに、今後のさらなる上積みを図ります。 来期は、タイ新工場の立ち上げにかかるコスト負担や、電力・燃料単価の上昇にともなうコストアップが予想される一方、統合効果をはじめとするコストダウンも実現する見込みです。 業績見通しとしては、売上高5,600億円、営業利益255億円、経常利益215億円、当期純利益95億円を見込んでいます。 また、当期の期末配当は、普通配当3円に当社発足の記念配当3円を加えて、1株につき6円としました。来期につきましては、1株につき、中間3円、期末3円の年間合計6円を予定しています。各事業間のシナジー効果の追求今後の見通しと株主還元について新技術・新製品開発の推進5

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