株主の皆様へ
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世界的なアルミニウム需要の高まりを絶好の成長機会と捉え、グローバル展開を着実に進めていきます。代表取締役社長岡田 満トップメッセージ当期を振り返って 2013年10月の経営統合から、当期で3期目となりました。将来ビジョンや中期経営計画の策定などを通じて旧両社間の理解が進んだことから、生産体制の集約やシナジー創出が加速するなど、統合効果がいよいよ本格的に発揮できる環境が整いつつあると実感しています。 当期の世界経済は、米国や欧州においては緩やかな景気回復が持続したものの、新興国においては中国やアセアン諸国の経済成長の鈍化が表面化してきました。足元では中国の景気減速が一段と鮮明になり、世界の株式・為替市場に大きく影響を与え、また中東をはじめとする地政学的リスクも依然あり、景気の先行き不透明感が高まっています。 わが国の経済は、資源安や第3四半期までの円安の背景はあったものの、個人消費や企業の設備投資が伸び悩みました。 このような市場環境のもと、当期のUACJグループの売上高は5,757億円(前期比0.6%増)となりました。販売量の増加や為替換算のプラス影響がありな1

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