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増収減益となりましたが、期初の予想を大きく上回りました。代表取締役会長 CEO山内 重德代表取締役社長 CEO岡田 満トップメッセージ 当上半期のアルミニウム圧延業界は、LNG船向けの需要が本格化した厚板や、アルミニウム化が進展したコーヒー缶により需要が大きく伸長した飲料缶、トラック・バス関連が好調だった自動車関連などが堅調に推移したものの、箔地やIT関連が減少したこともあり、主力となる板材全体での国内需要は、対前年比で微増となりました。押出材については、需要の低迷が続いていましたが、第2四半期以降は回復傾向を示しつつあります。 このような市場環境のもと、当上半期のUACJグループの売上高は、前下半期から5月頃まで上昇が続いていた地金価格の影響もあって2,914億円(前年同期比3.8%増)となりました。 損益面では、営業利益は89億円(同31.9%減)、経常利益は73億円(同37.5%減)と、残念ながら減益となりました。これは、5月以降の急激な地金価格下落にともなう棚卸評価関係の悪化や、タイ新工場の立ち上げコストの増加などによるものです。しかし、当上半期を振り返って1

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