株主の皆様へ 2021年3月期 上半期報告書
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取り組んでいます。2020年4月以降は、新型コロナウイルス感染症が拡大する環境下でありましたが、計画通り実行しています。生産拠点の集約については、深谷製造所の下工程停止に向けて、一部設備を停止するとともに、一般材の生産を名古屋製造所へ移管するなど、2021年度中に停止を完了させる計画で進めています。このほかにも、日光製造所の閉鎖に向けた顧客との協議などを行っています。大型投資の収益化については、先ほど申し上げたように、UATHやTAAにおいて缶材の販売数量が堅調に増加するなど、増産投資効果は順次発現しつつあります。新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、UATHの2020年度の販売は想定より下振れするものと予想されますが、2021年度には回復を見込んでいます。両拠点における構造改革施策を着実に実践することで、目標値としている経常利益額を実現させます。不採算分野やノンコア分野からの撤退については、UACJ金属加工の深谷、大阪の2工場の閉鎖、インドネシアでの押出事業の合弁の解消を決定し、着実に実行●新冷延稼働施策2019年度2020年度2021年度2022年度3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q生産拠点集約UATHTAA不採算分野/ノンコア分野撤退取締役・役員体制見直し組織・権限・コーポレート機能改革理念・価値観の再確認と再構築移管・品質確認・人員再配置調整集約効果集約効果のフル貢献販売32万トン/年 体制販売45万トン/年 体制品質確認3期設備 品質確認 生産量拡大売却・撤退候補分野の撤退検討売却・撤退の実施新体制検討新体制準備新体制での運営詳細設計コーポレート組織 一部見直し実行改革実行フェーズ見直し案の策定浸透活動継続的な撤退の検討大型投資収益化ガバナンス・マネジメントマスタープラン・ロードマップ策定●深谷下工程 一部停止●日光移管完了●押出小山/名古屋プレス集約●深谷下工程 停止完了計画通り進捗現時点構造改革の進捗3

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