株主の皆様へ 2021年3月期 上半期報告書
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(千台)030,00060,00090,000120,000150,000■日本 ■中国 ■アジア ■インド ■欧州 ■中東 ■北米 ■中南米 ■アフリカ ■オセアニア■電気自動車(BEV)の生産台数■プラグイン・ハイブリッド自動車(PHEV)の生産台数 BEVの生産比率 PHEVの生産比率(百万台)(%)02468100246810202120202019202220231.82.31.01.62.53.13.73.22.13.54.75.06.56.98.60.81.11.92.43.0当社推定出典: IHS Markit LVP+AP forecast October 2020(年)(年度)(年)201520162017201820192019年度(千トン)01002003265109150196UATHの販売量推移と2019年度の販売品種構成フィン材・自動車熱交換器材17%缶材ほか83%世界のエアコン需要114,280117,910121,697125,647129,77120212020201920222023環境対応車の生産台数推移熱交換器が使われているものは便利で、生活を豊かにするものです。そのため、今後もより多くの場所で、より多くの人に使われるようになると考えられます。例えば、インドや東南アジアでは経済成長とともに生活水準が上がり、多くの人がエアコンを使うようになるでしょう。もちろん自動車や鉄道も。また、欧州では環境規制が厳しくなることから省エネエアコンに替えることが求められています。さらに、電気自動車という新たな製品も出てきました。従来の自動車同様、カーエアコンにも使われていますが、動力源の冷却にも使われ、新たな市場を生み出し、需要拡大を牽引していく見込みです。缶材を中心に供給してきたUATH※は、東南アジアなどでのエアコン需要の拡大を受けて、熱交換器に使われるフィン材の生産を始めました。また、経済成長とともに需要が拡大する自動車分野において熱交換器材の需要も獲得。結果、缶材供給量の増加に、フィン材・自動車熱交換器材の供給が加わったことで、生産・販売数量が順調に増えました。また、新たに収益源を獲得できたことで、事業の安定化(リスクヘッジ)にもなりました。熱交換器材需要の獲得で、UATHの事業を拡大Report熱交換器は、まだまだ需要が拡大※ UACJ (Thailand) Co., Ltd.6

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