株主の皆様へ 2013年3月期決算報告 2012年4月1日~2013年3月31日
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来期の業績見通しを教えてください。建屋の建設が進む現地2013年10月の経営統合を控えて、上半期のみの見通しとなりますが、当期上半期と同程度の利益を見込みます。AQ代表取締役社長に量産開始を予定しています。その後も引き続き第2期の建設を進め、2015年3月には年間18万トンの生産能力を持つ一貫生産ラインが稼働する計画です。 当社グループは近年、拡大するアルミニウムマーケットに対して着実に製品を供給するために、インドネシア、中国、ベトナムなどの海外拠点においても生産能力の増強を進めてきました。こうした体制にタイ新工場を加えることで、着実に成長路線を確立していく考えです。 2012年8月に発表しましたように、当社は2013年10月1日、住友軽金属工業株式会社との経営統合を予定しています(詳細はP5-6をご参照)。このため、来期の業績としては上半期のみの見通しを公表し、通期業績予想については経営統合後に検討して、公表する予定です。 来期上半期の業績見通しについては、先述のように、円安の影響で主要品種の競争力が回復してくると考えられますが、本格的な回復は下半期以降と想定し、利益水準としては当期上半期と同程度を見込んでいます。 これらにより、来期上半期の売上高は955億円(前年同期比2.3%増)、営業利益は29億円(前年同期比1.6%増)、経常利益は33億円(前年同期比5.6%増)、当期純利益は18億円(前年同期比0.8%減)を見込んでいます。 なお、来期上半期の中間配当につきましても、引き続き当期上半期と同額の3円を予定しています。 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。2012.3建設開始2014.1 第1期 操業開始冷間圧延工程以降 生産能力 6万トン/年2015.3第2期 操業開始鋳造から一貫生産 生産能力 18万トン/年4タイ新工場スケジュール

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