株主の皆様へ 2013年3月期決算報告 2012年4月1日～2013年3月31日

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航空機産業の未来とアルミニウム航空機産業では、軽量かつ強度に優れた機体を実現するために、昭和初期からアルミニウム素材を採用しています。古河スカイは、航空機素材メーカーに求められる厳しい品質規格をクリアし、世界の主要航空機メーカーに信頼性の高い製品を提供しています。アジアの成長を背景に拡大する航空機市場出典:（財）日本航空機開発協会「平成23年度民間輸送機に関する調査研究」©Mitsubishi Aircraft Corporation©Mitsubishi Aircraft Corporation参考:（一社）日本アルミニウム協会世界の航空旅客予測米国同時多発テロなどの影響で減少傾向にあった航空旅客数が、近年、飛躍的な経済発展を見せるアジア・太平洋地域に牽引され、急回復しています。引き続きアジアを中心とした市場拡大が見込まれるなか、LCC（格安航空会社）など新規キャリアの参入によって航空機の需要も急増。かつてのピークを上回る伸びを見せています。航空機の信頼性を支えるアルミニウム軽くて丈夫なうえに加工しやすいアルミニウムは、航空機の信頼性を支えつつ、軽量化にも寄与する素材として幅広く採用されています。胴体や翼の外板だけでなく、ホイールや窓枠、エンジン内の精密部品まで、用途は多岐にわたっており、たとえばボーイング社「B777」では機体重量の約70％をアルミニウム合金が占めています。02,0004,0006,0008,00010,00012,00014,000199619912001200620112016202120262031北米欧州アジア・太平洋その他（CIS含む）有償旅客キロ（10億人・キロ）　2031年2011年1991年2011年実績2031年予測合計 5,145■ 937 （18％）■ 1,365 （27％）■ 1,413 （27％）■ 1,431 （28％）合計 13,256■ 3,016 （23％）■ 4,909 （37％）■ 2,614 （20％）■ 2,717 （20％）前脚扉カウリング縦通材機体外板窓枠垂直安定板主脚扉ストリンガー主翼 桁航空機におけるアルミニウムの適用例主翼 上側外板主翼 下側外板7第4回暮らしの中の古河スカイ

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