高校生向け採用

鋳鍛製作所の仕事

主な仕事内容

鋳鍛製作所には、「製造職」「設備保全職」の2つの職種区分があります。

製造職

製品の生産に直接携わる仕事です。各種生産設備のオペレーションやクレーン・フォークリフトでの運搬作業、品質検査などを行います。

業務内容について

鍛造

熱したアルミの塊をハンマーやプレス機で叩いて鍛えることで、アルミの強度を上げながら形を変えていきます。国内最大級の15,000トン鍛造プレス機などを用いて鍛造し、最大6トンにもなるアルミ製品を作ります。仕事内容としては、プレス機の操作、特殊な道具やフォークリフトを用いてアルミの塊を動かす作業などがあります。

熱処理

鍛造したアルミ製品に手作業でキズや歪みを取る加工を行ったあと、アルミの強度を変えるために炉で熱処理を行います。仕事内容としては、熱処理炉の操作、クレーンやフォークリフトを用いたアルミ製品の運搬などがあります。

粗加工、仕上加工

旋盤やフライス盤、マシニングセンタといった加工機を用いてアルミ製品を図面に沿った形状に加工します。加工中に発生したアルミの切粉は機械で圧縮してリサイクルします。仕事内容としては、加工機の操作、加工機用のプログラミング作成などがあります。

品質検査

出荷する前に製品が定められた規格に適しているかどうか、最終検査を行います。仕事内容としては、製品の強度の検査や表面にキズがないかなどの外観検査、内部欠陥がないかの検査、出荷試験などがあります。

勤務について

  • 工場を24時間稼働させるために昼勤・夜勤のある交替勤務を行っています。

  • 鋳鍛製作所は、基本は土日休みの2直2交替制で交替勤務を行っています。

昼勤

8:00~16:30(休憩45分)

夜勤

20:30~4:30(休憩45分)

※残業がある場合は残業前15分追加休憩

昼勤の場合 1日のスケジュール
(加工職場Sさんの例)

8:00

  • 朝礼

8:15

  • 申し送りの確認、現場を回って作業の進捗確認、作業指示

8:45

  • 朝一ミーティング

9:00

  • 事務作業

10:00

  • 打ち合わせ

12:00

  • 休憩(45分間)
お弁当を持参しています。

12:45

  • トラブル対応など

15:30

  • 申し送り確認

16:30

  • 退社

基本土日休みなので、家族と過ごす時間が取りやすいです!

設備保全職

機械・電気・制御システムなどの整備や修理を担い、製造所の操業を支えます。

業務内容について

機械保全

工場設備の専門家として、設備を日々整備・調整し、いつでも必要な時に最適な状態でその機能が発揮できるようにしておくことで、工場の生産性向上に繋げています。設備の故障を未然に防ぐために、日々の点検、各設備での予防保全、不意の故障に伴う突発修理などを行います。

電気保全

設備の電気系統に関する専門家として、設備のモーターやセンサー、コントローラーなどの電気品の整備・調整を行います。これらがいつでも必要な時に最適な状態でその機能が発揮できるようにしておくために、主として計画的な点検・修理、予備品の適正管理、劣化箇所の修理を行い、工場の生産性向上に繋げています。

ユーティリティ

エネルギーや環境面で製作所の生産を支える仕事です。工場の運転に必要なLNG、蒸気、上水、エアーなどのエネルギーの安定供給業務などを行っています。

勤務について

  • 工場を24時間稼働させるために昼勤・夜勤のある交替勤務を行っています。

  • 鋳鍛製作所は、基本は土日休みの2直2交替制で交替勤務を行っています。

1日のスケジュール
(機械保全職場Aさんの例)

6:00

  • 起床、食事、出勤準備

7:00

  • 家を出発

8:00

  • 始業・朝礼
前日の引継ぎ確認などを和やかな雰囲気で行っています。

8:30

  • 工場内巡回・日常点検

10:00

  • 修理・改善依頼書対応
水分補給などの小休止を挟んでから、工場からの依頼に対応します。

12:00

  • 休憩(45分)
休憩所でお昼ご飯。お弁当を持ってくる人もいれば、食堂に行って食べる人もいます。

12:45

  • 業務再開

15:30

  • 日報や申し送りノートなどの資料作成

16:30

  • 退勤

17:00

  • 帰宅
入浴後に食事をしながら晩酌するのが日々の楽しみです。

21:00

  • 就寝

突発の故障などが発生すると修理が最優先になるため残業することもありますが、基本は定時で退社できます。また、長期連休中に工事が計画されている場合は休日出勤することもありますが、そのぶん別の日に休みを取ることができます。チームで声を掛け合って、いかに安全かつ効率よく保全活動を進められるかを日々考えながら作業しています。