UACJグループの従業員の皆さんへ
—(従業員向けメッセージ)—
経営
代表取締役会長 CEO
山内重德
本日、古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が合併し、新たに「UACJグループ」が誕生いたしました。
私たちの事業を取り巻く環境はかつてないスピードで大きく変化しており、今後とも益々厳しさを増すものと考えております。
このような環境のなか、私たちはグループ全事業の基盤を強化してお客様のニーズに応えるとともに、今後伸長が期待される環境・エネルギーなどの新規製品分野や、東南アジアなどの成長市場への展開をより積極的に進めて、グローバルマーケットで確固たる存在感を持つ「世界的な競争力を持つアルミニウムメジャーグループ」を目指したいと思います。
この目指す姿を実現するためには、協力会社も含めたグループの全従業員が総力を結集して、危機感とスピード感を持って、次の四つの課題を達成しなければなりません。
まず一つ目は、「グローバルな市場でも戦えるコスト競争力の強化」です。
二つ目は、「技術力・開発力・品質対応力のシナジー効果による顧客ニーズへの対応の強化」です。
三つ目は、「最高品質の製品をグローバルに供給できる体制の確立」です。
四つ目は、日本的な強みである「全員参加の現場力・改善力の発揮」です。
特に、「現場の重視」はメーカーとしての基本姿勢です。現場というのは、製造現場だけではありません。営業も研究開発も間接部門も各々が現場を持っているわけです。皆さん一人ひとりが頭だけで考えた空理空論に走ることなく、現場を重視するという基本姿勢をもって業務に当たって下さい。「現場」へ行き、「現物」を見て、「現実」を把握することが重要です。
さて、新生UACJグループにとっての当面の最大の課題は、まずは「融合」です。そしてそれにより「シナジー効果の早期実現」と「タイ圧延工場の垂直立ち上げ」を図ることです。
「融合」に関し、これまで統合準備を進めるなかで、私が両社担当者に常に言い続けた言葉があります。それは「公平(Fair)」、「相互尊重(Respect)」、「信頼(Trust)」という理念と、そして「統合新会社にとって何がベストか」という判断基準です。
生まれ育ちの異なる両グループの従業員の皆さんが、本日以降同じUACJグループの仲間となって働くことになるわけですが、いろいろ軋轢も出てくるかもしれません。しかし、皆さん一人ひとりが、今申し上げました理念・判断基準を持って、真の「融合」を実現していただきたいと思います。
「融合」と並んでの当面の最大の課題は「シナジー効果の早期実現」と「タイ板工場の垂直立ち上げ」ですが、これは岡田社長にメッセージをお願いしたいと思います。
グループ全員が総力を結集し、「世界的な競争力を持つアルミニウムメジャーグループ」を目指すとともに、一人ひとりが成長を実感でき、働き甲斐を感じることのできる「UACJグループ」を作り上げて行きましょう。


