自動車パネル用アルミニウム材 米国における共同事業について
経営
株式会社UACJ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡田満、以下「UACJ」)は、このほど欧州Constellium社(本社:オランダ アムステルダム、CEO:Pierre Vareille、以下「Constellium」)と米国において自動車パネル用アルミニウム材の供給に関する共同事業の検討を開始しました。なお、2014年半ばを目処に正式合意を結ぶことを目指してまいります。
両社は対等の精神のもと、製造・販売合弁会社の設立を計画しており(Constellium51%)、 投資総額1.5億米ドル、初期段階では年間生産能力10万トンを想定して、仕上げ連続熱処理および表面処理ラインの建設を予定しています。また、当共同事業には、UACJの米国連結子会社であるTri-Arrows Aluminum社(本社:米国ケンタッキー州ルイビル、社長:Patrick Franc、以下「TAA」)も貢献する予定です。
米国でのCAFE規制は、各自動車メーカーに対して将来高い水準で自動車燃費基準の達成を要求しており、アルミニウム採用による自動車軽量化実現の動きが活発になってきています。すでに米国ビック3は主要車種へのアルミニウム本格採用を進めており、米国における自動車パネル用アルミニウム材の需要は2012年10万トン弱に対し、2020年には10倍以上となる100万トンと大きな需要増が見込まれています。
当社は自動車パネル用アルミニウム材を戦略商品と位置付けています。今まで国内の自動車メーカーと築いてきた強い信頼関係と経験を基に、グローバルに事業を展開し、軽量化に貢献するとともに顧客満足度を向上させたいと考えています。
<Constelliumの概要>
旧社名:Alcan Engineered Products社。航空宇宙用、自動車用、包装用など幅広い分野において高機能・高付加価値なアルミニウム製品を展開する世界的なリーディングカンパニー。本社はオランダのアムステルダムにあり、2012年の売上高は36億ユーロ。
<TAAの概要>
TAAはUACJ、住友商事株式会社、伊藤忠商事株式会社および伊藤忠メタルズ株式会社が出資する米国のアルミニウム板圧延製造販売会社。飲料缶用アルミニウム材を製造・販売しており、現在の年間生産量は32万5千トン超。


