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経営

株式会社UACJ
代表取締役社長 CEO
岡田満

皆さん、ご安全に。あけましておめでとうございます。

UACJグループとして新年を迎えるのも3回目となりました。皆さんそれぞれ心新たにこの年を迎えられたことと思います。また年末年始、設備工事などで出勤された方々、大変ご苦労さまでした。海外で新年を迎えられた従業員およびそのご家族の皆さんにもあらためて感謝申し上げます。
さて、2013年10月のUACJグループ設立以来、「世界的な競争力を持つアルミニウムメジャーグループ」という目標に向かってグループ全員で邁進してきましたが、昨年の4月からは、UACJグループ中期経営計画「Global Step Ⅰ」がスタートしました。2014年3月に発表した「UACJグループ将来ビジョン」の実現へ向けた具体的な取り組みが始まったわけです。
ご承知のとおり、重点施策は

  1. 自動車を中心とした輸送分野、エネルギー分野などの成長製品の拡大とアジアを中心とした成長地域の事業強化
  2. 各事業の最適生産体制の構築および技術融合の推進
  3. 先端基礎研究の強化と豊富な蓄積技術の活用による新技術・新製品の開発
の3点ですが、おおむね着実に展開・推進ができていると思います。

グローバル展開としては、UACJ (Thailand) Co., Ltd.において、昨年8月に一貫生産が始まりました。11月にはグランドオープニングセレモニーを開催し、多くの取引先様に東南アジアで初めての本格的アルミニウム圧延一貫製造ラインの完成を披露することができました。これを機に、立ち上げモードから量産拡販モードに切り替えなければなりません。見事にギアチェンジができたと言えるようにがんばりましょう。北米ではTri-Arrows Aluminum Inc.による、ローガン工場への鋳造能力を含むアルミニウム圧延板能力の増強投資を決定しました。また、Constellium社との自動車パネル用アルミニウム材共同事業も2016年度第1四半期の生産開始へ向けて、順調に準備が進んでいます。
国内構造改革は、板製造所のベストな品種構成を目指す品種移管を進めており、今年度中に予定どおりおよそ70%完了する予定です。
新製品・新技術もまだ上市した例は少ないものの、技術開発研究所を中心に多くの芽が出はじめています。

ほかにも各グループ会社において、精力的な取り組みがたくさんありました。皆さんおのおのの立場、環境でご苦労いただいたことと思います。すべての従業員の方のこれまでの努力にあらためて感謝したいと思います。

3つの重点施策は当社が成長するうえで必要十分条件です。つまりすべて完遂しなければ存在価値のある会社として生き残っていけないことを意味しています。
統合して3年目を迎えました。融和と公正公平の精神は維持してUACJグループの文化としていきながらも、内向きは許されません。戦う集団として外向き、上向き、前向きに業務に取り組んでください。

その際に、皆さんには「悲観せず、楽観せず、危機意識を持って行動」ということを常に意識してほしいと思います。一喜一憂せずに行動を重ねることでPDCAのサイクルが回り、成果に結びつきます。
「UACJグループ方針管理」も今年本番を迎えます。グループ全体で方針管理をしっかりと展開して、PDCAを確実に回し、活性化した組織を実現させていただきたいと思います。
昨年も言いましたが、一流の戦略よりも一流の行動力で、中期経営計画「Global Step Ⅰ」を全員で必死になって達成しましょう。

次に、皆さんへお話をする際、都度言っている「コンプライアンス、安全、環境、品質の徹底」についてです。

「コンプライアンス」は会社存続のために重要な事項です。企業は社会の一員であり、社会のルールを遵守してはじめて、その価値を認められ、存続しうるのです。一旦問題を起こして社会的信用を失うと、簡単には取り戻せないということを肝に銘じてください。
また、「安全、環境、品質」の底上げなしには会社事業の継続的発展はありえません。これは普遍的なテーマであり、これでいいというゴールはありません。常に初心に返り、今よりも高みを目指していくことが必要だと考えています。

最後になりましたが、労働組合ならびにグループ従業員の皆さんに、昨年の会社諸施策に対するご理解とご協力への感謝を申し上げます。
UACJ労働組合は、昨年10月に旧両社それぞれの組合が一緒になり、新たな組織として船出しました。ここに至るまでの関係者の皆さんのなみなみならぬ努力と熱意に対し、深く敬意を表します。今後も労使間のコミュニケーションを密にして、課題認識を共有しながら、一丸となって取り組んでいただくよう、なお一層のご理解とご協力をお願いいたします。

このUACJグループが、従業員の皆さん一人ひとりにとって安全、安心で働きがいのある素晴らしい会社になること、あわせて「災害ゼロ」を祈念しまして、私の新年のご挨拶とさせていただきます。