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経営

株式会社UACJ
代表取締役社長
岡田満

皆さん、ご安全に。そして新年おめでとうございます。

新年にあたり、UACJグループの皆さんにご挨拶を申し上げます。2013年10月のUACJグループ設立以来、我々は「世界的な競争力を持つアルミニウムメジャーグループ」という目標に向かってグループ全体で邁進してきました。2014年12月に中期経営計画を発表し、2015年度からこの2017年度までの3年間、さまざまな施策を推進してきました。

板事業については、タイのUACJ (Thailand) Co., Ltd.の販売量が月間1万トンを超え、さらに年間の生産能力32万トンに向けて鋳造設備や冷間圧延機の増設を含む設備投資を進めています。また、北米では、Tri-Arrows Aluminum Inc.のLogan工場において、鋳造ラインと冷間圧延機の導入工事を進めています。
一方、世界各国で環境規制が進むなか、各自動車メーカーが排出ガスの低減や燃費向上に注力しており、車体の軽量化を目的とした自動車向けアルミニウム部材の採用が進んでいます。北米で、Constellium N.V.社と自動車パネル用アルミニウム材共同事業Constellium-UACJ ABS LLCを設立し、量産に向けた取り組みを進めているのに加え、昨年10月には福井製造所において自動車パネル用アルミニウム材の熱処理および表面処理設備の新設を決定しました。

押出事業、箔事業、鋳鍛事業、銅管事業、加工品事業においても、マーケットに合わせた先行投資を行っています。
 北米では、UACJ Automotive Whitehall Industries, Inc.にて自動車向けの構造材や部品の需要拡大に対応するため、最新鋭の押出機を導入することとしました。また、銅管事業においては、腐食対策を強化した銅管(DANT)を上市し、世界各国への展開を開始しています。

4月からは、新たな中期経営計画がスタートします。今年度中に発表を行う予定ですので、新しい中期経営計画に基づき、今年もグループ一丸となって進んでいきましょう。

その際、いくつかのことに留意して業務に取り組んでください。
まずは、「コンプライアンス」と「安全、環境、品質の徹底」についてです。このことは、UACJグループ発足以降、毎年この場で話をしています。「コンプライアンス」と「安全、環境、品質の徹底」は、企業が事業を継続していくために必要とされる基本的な事柄です。従業員の皆さんがこの意識を改めて強く持ってもらえるよう、コンプライアンスの徹底、安全、環境、品質管理の強化を一層進めてまいります。従業員の皆さんも、今一度、意識を強く持って業務を進めていただけるようお願いします。

つぎに、「働き方改革」についてです。従業員の皆さんが仕事とプライベートのバランスを取り、健康で生き生きと働ける職場環境を実現できるよう取り組んでいきます。そのため、より適切に労働時間を管理するための施策も並行して実施していきます。

常に従業員の皆さんにお伝えしていることですが、「悲観せず、楽観せず、危機意識を持って行動」することを意識してほしいと思います。一喜一憂せずに行動を重ねることでPDCAのサイクルが回り、成果に結びつきます。

また、「ビジョンの明確化」「共有化」「連携」によって、行動力をより確実かつスピード感あるものにして、目標を実現し続ける企業集団になりましょう。

UACJグループが、従業員の皆さん一人ひとりにとって、安全、安心で働きがいのある素晴らしい企業グループになること、あわせて「災害ゼロ」を祈念しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。