2019年「年頭の辞」
経営
株式会社UACJ
代表取締役社長兼社長執行役員
石原 美幸
ご安全に。
新年おめでとうございます。
新年にあたり、UACJグループの皆さんにご挨拶を申し上げます。
2013年10月1日に統合発足したUACJグループは、この5年間グループ全社をあげて「日本発のグローバルアルミニウムメーカー」を目指して邁進してまいりました。昨年5月には、その5年の振り返りとこの先のありたい姿を描く中で、2018年度から3カ年の経営指針を「第2次中期経営計画」として策定いたしました。
この5年間、アルミニウム事業を取り巻く環境は、自動車の軽量化やEV化によるアルミニウム需要の急激な拡大を代表例として、驚異的な変化をしてきました。国内生産体制の最適化による基盤強化を始め、タイにおけるUATHラヨン製造所の一貫生産化と第3期投資、北米におけるTAA Logan工場の能力増強や加工品事業の拠点拡充、中国における圧延拠点の生産能力増強、福井製造所における熱処理・仕上設備建設による自動車パネル材増産対応など、戦略投資を決定し、実行してきました。UATHでは昨年11月に生産量、販売量ともに単月での記録を更新し、実力がついてきました。併せて、拡大する海外拠点における研究開発支援のために、R&D機能を北米とタイに開設しました。
また、押出加工名古屋の押出機新鋭化更新、UWHの押出機新鋭化更新、乳源東陽光JVの電池箔対応を含む能力増強、銅管の新機能商品DANT開発と生産性向上起業など、成長するための投資を実行してきました。
さらに、コンステリウム社との合弁事業の解消を昨年12月に契約締結しました。長年この事業に関わっていただいた各位に感謝すると同時に、今後北米市場における自動車パネル材事業の再構築を改めて検討し直しますので、引き続きよろしくお願いいたします。
今年の行動方針は次のとおりです。全員野球で取り組みたいと思います。
- コンプライアンスの実践に全力を傾けよう。
安全衛生、環境、品質における、法規、顧客仕様、社内の規則や決めたことなど、ものづくりの会社として大切にすべきことを遵守する。 - 儲けにこだわろう。
顧客への提供価値、適切な利潤と最小のコストのバランスを徹底的に追求する。 - 最大市場占有率を目指そう。
既存分野、既存市場の製品は、その分野の拡大と最大市場占有率の獲得を目指す。 - 新規事業の芽を育てよう。
新規分野、新規市場の製品、新たなビジネスモデルの可能性を検討する。各自がそれぞれのポジションでできる範囲で、さらに範囲を超えて考える。 - 働き甲斐を高め会社が永続するための活動を進めよう。
自主的、自律的、効率的に永続できるための組織化や仕組みとして、働き方、業務効率化、デジタル化、ウェイ、人財育成などは、現在実践段階にある。今年は新たにリスクマネジメントを包括するCSR体制の再構築が加わる。 - 戦略投資を確実に立ち上げよう。
現在進めている事業投資や設備投資を計画通りに実行し、投資の回収につなげる。
UACJグループ、および関係する各社の皆様とそのご家族のご健康とご安全を心より祈念して、新年の挨拶とさせていただきます。


