板の表面検査技術で日本アルミニウム協会賞の技術賞を受賞
—画像センシング技術で微細な表面欠陥の検出を実現—
お知らせ
株式会社UACJは、5月24日に東京プリンスホテルで開催された表彰式にて、冷間圧延板の表面検査技術で、「令和3年度日本アルミニウム協会賞」の「技術賞」を受賞しましたので、お知らせいたします
日本アルミニウム協会賞は、アルミ産業における技術進歩、製品開発、需要拡大などに顕著に貢献した個人やグループに贈られる賞で、開発賞と技術賞で構成されます。今回受賞した技術賞は、アルミ材料、製品の製造・加工技術のうち特に優れた技術や、環境対策・対応など社会的に貢献度の大きい技術を称えるものです。

受賞式の様子

受賞技術を用いた表面検査の様子
当社は、微細な表面欠陥の検出を、画像センシング技術を用いて可能にし、板製造プロセスの生産性向上に貢献することが評価され、受賞に至りました。本技術は、取得した表面の画像から、理想的な表面状態の画像を予測し、その違いから、欠陥箇所を検出するものです。「超軽勾配凸欠陥」と呼ばれる微細な欠陥は、既存の技術では検出が不可能であったため、目視での検査が実施されています。本技術を利用することで、欠陥の見落とし防止に要する検査時間を大幅に短縮することが見込まれます。現在、当社の板製造ラインでの実装を目指しています。
当社は、今後も、生産性向上に貢献する技術をはじめとした研究開発を進め、高品質な製品を安定して供給し、持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。
UACJについて
株式会社UACJ(ユーエーシージェー)は、グローバルに事業を展開する日本発の総合アルミニウムメーカーです。グループ企業理念では、「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する」を掲げています。
当社は、2013年に古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が経営統合し、発足しました。グループ内に板、自動車部品、押出、箔、鋳鍛、金属加工の6つの事業を持ち、飲料缶、自動車、IT機器、空調、航空宇宙産業などの幅広い産業分野にアルミニウム素材を供給しています。
アルミニウム板事業では、北米・タイ・日本の3極グローバル体制を構築しており、自動車部品事業では、北米・中国・日本で合金開発から設計までの一貫生産体制を活かしたビジネス展開を行っています。2022年3月期の売上高は7,829億円、グループ従業員は2021年3月時点で約9,700人です。


