リリース・お知らせ 2022年

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CDP2022「気候変動」「水セキュリティ」で「B」の評価を獲得

2022年12月27日

株式会社UACJは、環境情報開示イニシアティブであるCDPによる調査「CDP2022」において、「気候変動」「水セキュリティ」の両部門で「B」の評価を受けました。

CDPは、ロンドンに本部を置く国際的な非政府組織で、全世界18,000社以上の企業を対象に環境への取り組みに関する評価・開示を行い、企業の取り組みを「A、A-、B、B-、C、C-、D、D-」の8段階で評価を行うものです。

このたび、当社は、マテリアリティの1つとして取り組む「気候変動への対応」などの開示情報の充実に務めた結果、気候変動と水セキュリティの部門でB評価を獲得しました。今回受けた「B」評価は、マネジメントレベルであるとの評価になります。

UACJは、「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する。」という企業理念のもと、「アルミニウムを究めて環境負荷を減らし、軽やかな世界へ。」を目指す姿として掲げています。今後も「100年後の軽やかな社会」の実現を目指し、2050年カーボンニュートラルへの挑戦をはじめとする気候変動対応、水資源の管理や有効利用、生物多様性保全などの取り組みをさらに強化し、サステナビリティ経営を推進し、持続的な企業価値向上に努めてまいります。

CDPについて

ロンドンに本部を置き、全世界18,000社以上の企業を対象に環境への取り組みに関する評価・開示を行う国際的な非政府組織。評価は、ガバナンス、リスクと機会、事業戦略、目標と実績、エンゲージメントなどの項目で行い、リーダーシップレベル(A、A-)、マネジメントレベル(B、B-)、認識レベル(C、C-)、情報開示レベル(D、D-)の8段階に格付けする。
2000年の発足以来、グローバルな環境課題に関するエンゲージメント改善に努めている。
2022年調査では、全世界で680社以上の機関投資家(運用資産総額130兆米ドル以上)がCDPを通じた環境情報開示を求め、世界の時価総額の半分に相当する18,700社以上、1,100以上の都市、州・地域を含む、約20,000の組織がCDPを通じてデータを開示している。

UACJについて

株式会社UACJ(ユーエーシージェー)は、グローバルに事業を展開する日本発の総合アルミニウムメーカーです。グループ企業理念では、「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する」を掲げています。
当社は、2013年に古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が経営統合し、発足しました。グループ内に板、自動車部品、押出、箔、鋳鍛、金属加工の6つの事業を持ち、飲料缶、自動車、IT機器、空調、航空宇宙産業などの幅広い産業分野にアルミニウム素材を供給しています。
アルミニウム板事業では、北米・タイ・日本の3極グローバル体制を構築しており、自動車部品事業では、北米・中国・日本で合金開発から設計までの一貫生産体制を活かしたビジネス展開を行っています。2022年3月期の売上高は7,829億円、グループ従業員は約9,600人です。