リリース・お知らせ 2023年
UACJ発足10周年記念プロジェクト発表
—「軽やかな世界」の実現を目指し、社歌制作・UACJ基金設立などを実施—
2023年10月10日
株式会社UACJ（本社：東京都千代田区、代表取締役：石原美幸、以下「UACJ」）は、2023年10月1日をもって、発足から10周年を迎えました。これまで支えてくださった、お客さま、株主、投資家、取引先、地域社会をはじめとするステークホルダーの皆さまへの感謝の気持ちを表わすとともに、今後もスローガンとして掲げる「アルミでかなえる、軽やかな世界」の実現を目指すことを表し、3つの「UACJ発足10周年記念プロジェクト」を実施します。
UACJは、2013年10月1日に、古河スカイと住友軽金属工業が経営統合し、グローバルに事業を展開する日本発の総合アルミニウムメーカーとして誕生しました。さらに2023年は、UACJの前身がアルミニウムの圧延事業を開始してから125年という節目の年でもあります。
発足10周年を迎え、これまでUACJの発展を支えていただいた方々へ改めて感謝するとともに、今後も、125年にわたり受け継いできた“ものづくり”へのたゆまぬ努力と精神を受け継ぎ、ステークホルダーの皆さまとともに「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する。」という企業理念を追求し、100年後の世界を軽やかにするための挑戦を続けてまいります。
10周年記念プロジェクト内容
（1）社歌「つづけ」を制作、ミュージックビデオを公開
10周年を記念し、社歌を制作しました。本企画は、2021年9月に従業員の発案でプロジェクトとして始動し、全世界のUACJグループ従業員から曲と歌詞を募集し制作したものです。UACJグループ従業員による原曲をもとに、音楽専門家監修のもと完成させました。歌詞には、UACJグループ企業理念をテーマに今後末永く地球や会社が“つづく”ことへの思いが込められています。曲は軽やかな世界がイメージできるようなさわやかな曲調となっています。今後UACJグループ従業員がグローバルに歌い続けられるよう、日本語、英語、中国語、タイ語で歌詞を制作しています。
また、振付師akaneさん※に振付を担当していただき、日本だけでなく、UACJグループのグローバル拠点である米国、メキシコ、タイ、ベトナム、ドイツから約150人の従業員がダンサーとして出演したミュージックビデオを制作しました。
※akaneさん：各社CM振付や映像監修などマルチに活動する、日本を代表する振付師。2017年にYouTubeにて「バブリーダンス」を配信し、1億回以上の再生回数を更新中。
ご参考
社歌「つづけ」のミュージックビデオ、歌詞、振付師akaneさんからのメッセージ、メイキング映像
（2）UACJ基金（仮称）を設立
10周年を節目として、スローガンに掲げる「アルミでかなえる軽やかな世界」の実現を目指し、教育、文化・芸術、福祉分野での支援活動を行う非営利型の一般財団法人「UACJ基金（仮称）」を設立することを計画しています。
本財団は、「精神的な軽やかさ」の実現を目指し、教育や文化・芸術などの支援活動をするものです。今後は、2023年度中の設立と活動開始を予定しており、本財団での活動を通して、これまで以上にUACJのブランド価値向上を図るとともに、企業としての社会的責任を果たしていきます。
（3）旧日光製造所跡地活用の検討
2021年3月末に操業を停止した旧日光製造所跡地について、ステークホルダーの皆さまにアルミニウムをより深く理解してもらうための施設として有効活用できるよう、検討や準備を開始します。スローガン「アルミでかなえる、軽やかな世界」を表現できる場として、2030年頃までの運営開始を目指し、検討を進めていきます。
UACJについて
株式会社UACJ（ユーエーシージェー）は、グローバルに事業を展開する日本発の総合アルミニウムメーカーです。グループ企業理念では、「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する」を掲げています。
当社は、2013年に古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が経営統合し、発足しました。グループ内に板、自動車部品、押出、箔、鋳鍛、金属加工の6つの事業を持ち、飲料缶、自動車、IT機器、空調、航空宇宙産業などの幅広い産業分野にアルミニウム素材を供給しています。
アルミニウム板事業では、北米・タイ・日本の3極グローバル体制を構築しており、自動車部品事業では、北米・中国・日本で合金開発から設計までの一貫生産体制を活かしたビジネス展開を行っています。2023年3月期の連結売上高は9,629億円、グループ従業員は約9,500人です。