福井の料理旅館「望洋楼」の客室飲料にUACJコラボでアルミ缶のミネラルウォーター採用
—三国町内でのアルミリサイクルで環境配慮ニーズに対応—
製品・開発
株式会社第一望洋楼(本社:東京都港区、代表取締役社長:刀根瑛昌)と株式会社UACJ(本社:東京都港区、代表取締役:田中信二)は、コラボレーションでアルミ缶のミネラルウォーターを製作し、福井県坂井市三国町に本店を構える料理旅館「望洋楼」の客室飲料としての提供を2月20日から開始します。
近年、脱炭素や海洋ごみ問題の観点から、リサイクル性に優れたアルミ缶に注目が集まっています。アルミ缶はリサイクルしてつくる際、原料からつくる際と比較して、97%エネルギーを削減することができます。さらに何度でもリサイクルできるという特長を持ちます。国内ではリサイクルの仕組みも整っており、2024年度のアルミ缶のリサイクル率は99.8%に上ります(アルミ缶リサイクル協会より)。特に、欧米では年間3~4%の割合でアルミ缶の需要が伸びており、国内でもインバウンド需要の高い宿泊施設では、宿泊者の環境配慮ニーズに対応するため、アルミ缶の採用が増えています。
UACJは、国内で作られるアルミ缶のうちの約半分の材料を製造しており、缶材の主力拠点として、福井県坂井市に福井製造所を有しています。このほど、両社が福井県坂井市三国町に拠点を有することから、旅館「望洋楼」の客室飲料をUACJの材料を使用したアルミ缶ウォーターに切り替えることとなりました。「望洋楼」で使用されたアルミ缶はUACJ福井製造所に戻されて再びアルミ缶としてリサイクルされ、三国町内でのアルミ缶の循環が実現します。
第一望洋楼とUACJは、今後もアルミニウムのサーキュラーエコノミーの実現を目指し、持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。
「望洋楼」からのコメント
このたび、国内有数のアルミニウム総合メーカーである株式会社UACJ様とのご縁により、同じ三国町にある福井製造所で製造された高品質なアルミ缶を使用したオリジナルミネラルウォーターを、当館客室にてご提供できることを大変嬉しく、また光栄に思っております。
地域で生まれた素材を地域で循環させ、その価値をお客様のおもてなしとして届ける—— 本取り組みは、望洋楼が大切にしてきた「土地とともにある宿」の在り方を、ひとつのかたちとして表現したものです。
日本のものづくりを支える技術力と、地域に根差した旅館のおもてなしが融合することで、三国という土地の魅力を、滞在のひとときとともに感じていただければ何よりに存じます。
UACJからのコメント
このたび、福井県の老舗料理旅館「望洋楼」様の客室飲料として、当社材を使用したコラボレーション缶のミネラルウォーターをご採用いただきました。三国町でつくられたアルミニウムが三国町で使われ、また三国町でリサイクルされるといった循環を、当社福井製造所の地元にある「望洋楼」様と描けることを、大変うれしく思っています。
当社は昨年、アルミニウムの魅力を感じていただけた企業や団体に向けて、オリジナルデザイン缶のミネラルウォーターを小ロットでつくることができるしくみを整えました。今後もさまざまな場面でアルミ缶をお使いいただき、アルミニウムサーキュラーエコノミーの輪を広げていきたいと考えています。
第一望洋楼について
株式会社第一望洋楼は、福井県坂井市三国町・東尋坊を望む越前加賀国定海岸公園内にて、料理旅館「望洋楼」をはじめ、三国港市場前「越前 蟹の坊」、南青山「ふくい、望洋楼」など、宿泊・飲食・食文化事業を展開する企業です。
越前がにをはじめとした日本海の豊かな恵みと、地域に根差したおもてなしの心を礎に、伝統を継承しながらも、時代に即した食と滞在の価値創出に取り組んでいます。
地域資源の魅力を国内外へ発信し、日本の食文化および観光の発展に貢献することを使命としています。
UACJについて
株式会社UACJ(ユーエーシージェー)は、グローバルに事業を展開するアルミニウム総合メーカーです。「アルミでかなえる、軽やかな世界」をスローガンに掲げ、素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。
飲料缶、自動車、IT機器、空調、航空宇宙・防衛などの幅広い分野に、アルミニウムの板、箔、押出、鋳鍛、加工製品を提供しています。アルミ圧延を開始してから125年以上にわたり受け継いできた技術を生かし、人びとの暮らしや産業を支えています。また、アルミニウムの循環型社会構築に向け、さまざまな領域でリサイクルを推進しています。
2025年3月期の連結売上高は9,988億円、グループ従業員は約10,200人です。


