「超々ジュラルミン」が航空宇宙技術遺産に認定
—幅広い用途における日本の航空宇宙技術発展への貢献が評価—
製品・開発
株式会社UACJ(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中信二、以下「UACJ」)は、当社が発明した超々ジュラルミンが、一般社団法人日本航空宇宙学会(事務局:東京都中央区、会長:小紫公也、以下「日本航空宇宙学会」)の「航空宇宙技術遺産」に認定されましたので、お知らせいたします。
航空宇宙技術遺産は、日本の技術を後世に伝えることを目的に、日本の航空宇宙技術発展史において画期的な製品や技術を認定・顕彰する制度で、今回で第4回目を数えます。今回は6つの製品や技術が認定されました。
当社が認定を受けた超々ジュラルミンは、1936年にUACJの前身である住友金属工業株式会社の五十嵐博士らにより発明された高強度合金です。アルミニウムに、亜鉛、マグネシウム、銅などを微量添加したもので、当時最も強度の高かったアルミ合金である超ジュラルミンを大きく超える強度を実現することに加え、時間経過とともに自然に割れてしまうという問題を克服した合金です。本アルミ合金の派生合金は現在でも広く航空機や宇宙分野で利用されています。このほど、本合金の開発後の波及効果が非常に大きく、日本の航空宇宙技術の発展において大きな足跡を残すものであるとして、航空宇宙技術遺産への認定を受けました。
UACJは今後もアルミニウム素材の研究開発を重ね、人びとの暮らしや産業の発展に寄与し、持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。
UACJについて
株式会社UACJ(ユーエーシージェー)は、グローバルに事業を展開するアルミニウム総合メーカーです。「アルミでかなえる、軽やかな世界」をスローガンに掲げ、素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。
飲料缶、自動車、IT機器、空調、航空宇宙・防衛などの幅広い分野に、アルミニウムの板、箔、押出、鋳鍛、加工製品を提供しています。アルミ圧延を開始してから125年以上にわたり受け継いできた技術を生かし、人びとの暮らしや産業を支えています。また、アルミニウムの循環型社会構築に向け、さまざまな領域でリサイクルを推進しています。
2025年3月期の連結売上高は9,988億円、グループ従業員は約10,200人です。


