リリース・お知らせ 2022年

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「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」のシナリオ分析を開示

2022年2月3日

株式会社UACJは、コーポレートサイトCSR関連情報ページ内に、気候関連財務情報開示タスクフォース(以下、TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)のシナリオ分析を開示しましたので、お知らせいたします。

本ページでは、気候変動対策の目標達成に向けたロードマップ作成の第一歩として取り組んだ、シナリオ分析の要旨を紹介しています。本分析は、環境省による「令和3年度TCFDに沿った気候リスク・機会のシナリオ分析支援事業」に参画し、リスク重要度評価を行った上で、1.5℃と4℃の2つのシナリオにて行いました。対象は、板事業の国内とタイの製造拠点です。

今後も、積極的な情報開示を進めるとともに、CO2排出削減を含む様々な環境関連施策に積極的に取り組み、企業理念に掲げている「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献」してまいります。

TCFDに沿ったシナリオ分析

【ご参考】

「『気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)』提言への賛同表明、およびTCFDコンソーシアムへの参画について」(2021年9月15日)

気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)ついて

TCFD

TCFD はTask Force on Climate-related Financial Disclosures の略で、G20の要請を受け、主要国の中央銀行や金融規制当局などが参加する国際機関である金融安定理事会(FSB) によって2015年12月に設立されたタスクフォースです。2021年9月現在、金融機関や企業、政府など、世界で2,300以上の機関が TCFD の提言に賛同しています。

TCFDウェブサイト新しいウィンドウが開きます

UACJについて

株式会社UACJ(ユーエーシージェー)は、グローバルに事業を展開する日本発の総合アルミニウムメーカーです。グループ企業理念では、「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する」を掲げています。
当社は、2013年に古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が経営統合し、発足しました。グループ内に板、自動車部品、押出、箔、鋳鍛、金属加工の6つの事業を持ち、飲料缶、自動車、IT機器、空調、航空宇宙産業などの幅広い産業分野にアルミニウム素材を供給しています。
アルミニウム板事業では、北米・タイ・日本の3極グローバル体制を構築しており、自動車部品事業では、北米・中国・日本で合金開発から設計までの一貫生産体制を活かしたビジネス展開を行っています。2021年3月期の売上高は5,698億円、従業員は全世界で約9,700人です。