このページの本文へ移動

お問い合わせ

投資家・アナリストの皆様との対話の実施状況

UACJでは、株主や投資家の皆様にUACJグループをご理解いただき、長期的な信頼関係を構築・維持していくために、タイムリーで適切な情報開示と双方向コミュニケーションの充実に努めています。
IR活動については、IR部が中心となり、決算説明会を四半期に1回、IR-Day、サステナビリティ説明会を年1回開催するとともに、逐次、1on1ミーティング、スモールミーティング、工場見学会、事業説明会等を実施しております。特に、株主、投資家を対象としたテーマ別事業説明会兼工場見学会を開催し、投資家や株主の皆様に当社の事業(主要事業 の内容と製品製造)への理解を深めていただくように努めております。
また、当社の株主構成に鑑み、毎年1回以上、経営幹部が米国・欧州・アジアにて投資家訪問を実施することを基本方針としております。
SR活動については、法務部が中心となり、当社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上に資するよう、機関投資家との建設的な対話の実施に努めております。2020年度より主に機関投資家の議決権行使担当者を対象に、年に1回の定期的な面談の機会を設けて対話を継続しており、現在もその対象となる機関投資家を毎年拡げております。対話を通じて得た機関投資家からの意見・要望については、適時に取締役会をはじめ経営陣へフィードバックを行っています。
当社では、IR活動・SR活動のいずれにおいても、社外取締役と機関投資家との対話機会を設け、当社の事業のみならず、社外取締役の実効性ある活動についてご理解いただく機会を設けております。

主なIR・SR活動

主な活動 回数(目安) 主な対応者
株主総会 1回/年 取締役、監査役、執行役員
決算説明会 4回/年 社長、副社長、経営戦略本部長、財務本部長
IR-Day 1回/年 社長、副社長、経営戦略本部長、財務本部長、海外グループ会社社長等
サステナビリティ説明会 1回/年 社長、社外取締役、サステナビリティ推進本部長、ビジネスサポート本部長等
アナリスト・投資家向け事業説明会 随時 IR部、各事業本部
国内アナリスト・機関投資家との1on1ミーティング 約200件/年 IR部、法務部
海外機関投資家との1on1ミーティング 約60回/年 IR部 、法務部
スモールミーティング 4回/年 社長、SR担当役員、社外取締役、IR部
個人株主向け工場見学会 1~2回/年 IR部、各製造所、R&Dセンター
個人投資家向け事業説明会 1~3回/年 社長、財務本部長、IR部

投資家・アナリストの皆様との対話の主なテーマ

  • 当社事業内容(ビジネスモデル、競争環境、展開エリア、業績見通し、株主還元方針等)
  • 当社の事業戦略、目指す方向性、強み等(UACJ VISION 2030、短期・中長期での成長戦略)
  • 財務戦略、資本効率経営の取り組み
  • サステナビリティへの取り組み(マテリアリティ、リサイクル推進、人権・人的資本に関する取り組み等)
  • コーポレートガバナンス(スキル・マトリックスや取締役会の実効性向上への取り組み、指名・報酬諮問委員会の活動、役員報酬等)
  • 定時株主総会での議決権行使結果および今後の議決権行使基準改定方針

気づきが得られた対話

  • 主要海外子会社の業績開示及び、取り組み進捗状況の開示 の重要性
  • 当社の経営戦略を正しく理解していただくための「対話」及び、「開示」の重要性
  • 人的資本の取り組みによる財務的影響に対する関心度
  • アルミニウムのリーディングカンパニーとしてサプライチェーン全体を巻き込んだリサイクル推進に係る当社への期待等

当社の説明により株主の理解を得られた対話の事例

  • 缶材、自動車分野を中心とした中長期での当社成長戦略
  • 海外主要子会社の損益及び、今後の成長戦略
  • 当社の財務戦略及び、設備投資の考え方
  • 当社を取り巻く事業環境の変化(エネルギーや添加金属の価格高騰)に対する具体的な取り組み施策とその成果及び今後の課題
  • アルミニウムのリサイクル特性を活かすことによる、サステナブルな社会実現への貢献可能性

対話において把握された株主の意見・懸念等の経営陣や取締役会に対するフィードバックの実施状況

  • 取締役会・経営会議へ報告、関連部署との定例ミーティングでの共有、及び、経営幹部へのメール配信を実施

対話を踏まえて取り入れた事項

  • 社長、IR担当役員、外国籍担当役員とアナリスト・機関投資家の対話機会の創出
  • 社外取締役と株主との対話機会の創出
  • 指名・報酬諮問委員会での活動内容や社長後継候補者計画に関する社外取締役からの説明・開示を充実
  • 気候変動対策推進の取り組みについて、具体的施策・ロードマップを開示
  • 中期経営計画への反映(ポートフォリオマネジメント、キャッシュアロケーション等)
  • IR開示マテリアルへの要望の反映(四半期決算説明会資料、統合報告書等)
  • IRイベントの拡大(IR-Day、サステナビリティ説明会、事業説明会)

各種IRツールでの情報提供

UACJグループは株主・投資家の皆様を対象に、株主通信「株主の皆様へ」を発行しているほか財務・非財務情報をわかりやすく説明した「UACJ Report」の作成、個人投資家向けの情報発信など情報開示の充実に継続して取り組んでいます。
当社ウェブサイトは、日興アイ・アール株式会社が2003年度より毎年実施している「全上場企業ホームページ充実度ランキング調査」において、総合ランキング最上位となる「最優秀サイト」に、業種別でも「最優秀サイト」に選定されるなど、外部機関からも高く評価されています。

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応

当社は持続的な株主価値の向上を企業運営の中核目標と位置づけ、事業運営や戦略投資・事業継続投資・安全環境投資等を実施し、収益の拡大、資本コストを上回る資本効率の実現、財務健全性の改善などにより、株主価値の向上を進めております。
第4次中期経営計画<2024年度~2027年度>においては、資本効率の改善、および事業の持続的成長による株主価値の向上を経営指標として明確にし、運営をしております。

当社の経営指標と目標数値

  • 第4次中期経営計画(2027年度) :PBR1.0倍以上、ROE9%以上、ROIC9%以上、D/Eレシオ1.0倍未満
  • UACJ VISION 2030(2030年度) :ROE10%以上、ROIC10%以上
  • ROICは税引前事業利益を基に算出

第4次中期経営計画において、資本効率の観点では、資本コストを上回るROE9%以上を目標としています。循環型社会への対応と付加価値製品の供給を進めることで収益を持続的に成長させ資本効率を高めると共に、財務基盤の継続的強化としてD/Eレシオ1.0倍未満に取り組みつつ、経営資源の適切な配分を進めることで、資本コストの引き下げを実現してまいります。併せて、非財務情報の開示、資本市場との対話も今まで以上に積極的に進めていく計画です。これらの施策を通じPBR1.0倍以上を実現し、株主価値を高めてまいります。

グリーンファイナンスの活用

グリーンファイナンスとは、企業や自治体が気候変動対策・廃棄物削減や生物多様性保全などの環境問題に取り組む事業への資金を金融面からサポートする投融資を指します。

UACJは、「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する。」を企業理念として掲げ、アルミニウムを通じて、地球規模での環境負荷の低減に貢献していきたいと考えています。長期経営ビジョン「UACJ VISION 2030」においても、「アルミニウムを究めて、サステナブルな社会の実現に貢献する」ことを目指す姿として、サステナビリティ活動を企業経営の存在意義が問われる中核要素として位置付けています。

特に、当社は「循環型社会の構築」を企業価値向上の点でも重視しています。アルミニウムは、新地金を使用する場合に、GHG排出や汚染物質の排出などで、環境への負荷が大きいことから、アルミニウムの循環(水平リサイクル)を促進することで、気候変動への対応と自然の保全と再生・創出(ネイチャーポジティブ)にも寄与します。すなわち、アルミニウムの循環による創出価値が大きいことから、第4次中期経営計画でも「リサイクル推進」を最も重要な成長・付加価値戦略に位置付けています。

こうしたビジョン・戦略のもと、企業価値向上に向けた施策のより一層の推進に向けて、グリーンファイナンスによる資金調達を実施しました。グリーンファイナンス・フレームワークの詳細は、株式会社日本格付研究所による「株式会社UACJグリーンファイナンス・フレームワーク」評価レポートをご覧ください。

グリーンファイナンス概要

第1回グリーンローン

実行日 2025年1月31日
借入方式 シンジケートローン
アレンジャー兼エージェント 三井住友信託銀行
契約金額 40億円
資金使途(グリーンプロジェクト) 使用済飲料用アルミ缶(UBC)を分離・溶解一貫処理する設備及びそれらを設置するために必要な建屋

貸付人は、本件をわが国の気候変動対応に資する投融資と判断し、日本銀行の「気候変動対応を支援するための資金供給オペレーション」(通称:グリーンオペ)による資金供給を受ける予定です。

第2回グリーンローン

契約日 2025年3月26日
借入方式 シンジケートローン
アレンジャー 株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行
契約金額 60億円
資金使途(グリーンプロジェクト) 使用済飲料用アルミ缶(UBC)を分離・溶解一貫処理する設備及びそれらを設置するために必要な建屋

UACJグリーンローン レポーティングKB

配当政策

UACJは、株主の皆様に対する配当の実施を利益還元の重要な施策と考えています。配当の安定的かつ継続的な実施を基本方針としながら、その実施にあたっては業績の動向、安定的な事業運営のための維持更新や、企業価値向上並びに成長のための戦略・環境等の競争力強化と研究開発への投資、強固な財務基盤の構築などを総合的に勘案して判断しています。2024年度の配当は、年間150円となりました。
直近では、2023年5月11日開催の取締役会において、配当方針の一部見直し(2024年3月期より中間配当と期末配当の年2回実施)を決議しています。なお 、2025年9月30日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式1株につき4株の割合をもって分割を実施しています。

  • 当ウェブサイトに掲載している情報の一部には、将来の業績に関する記述が含まれています。こうした記述は、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するものです。将来の業績は環境の変化などにより、実際の結果と異なる可能性があることにご留意ください。