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環境変化を乗り越え、「素材+α」への変革を加速
持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指して

代表取締役 社長執行役員
田中 信二

平素より、株主・投資家の皆様には、弊社へのご支援・ご指導を賜り厚く御礼申し上げます。

当社は、長期経営ビジョン「UACJ VISION 2030」の実現に向け、第4次中期経営計画(2024~2027年度)を推進しております。本計画期間においては、「稼ぐ、繋ぐ、軽やかに」をスローガンに掲げ、素材提供企業から「素材+α」の付加価値提供企業への変革を目指し、グループ一丸となって取り組んでおります。

当社を取り巻く経営環境は、第4次中計策定時と比して大きく、かつ激しく変化しています。世界的には地政学リスクの高まりや原材料価格の高騰、それに伴う経済成長の鈍化が懸念されるほか、国内においても、インフレ基調の継続に加え、人材獲得競争の激化という課題に直面しております。

一方で、優れたリサイクル性を持つアルミニウムへの期待はグローバルで一層高まっております。国内では日本政府の「骨太方針2025」においてアルミニウムのサーキュラーエコノミーに関する言及がなされ、また欧米では飲料容器のアルミ化が進むなど、その価値にあらためて注目が集まっています。

このような環境の下、2025年度においては、世界的な飲料缶需要を確実に捉えるとともに、価格改定やグローバルでのスクラップ処理能力拡大による効果が発現し、売上収益で初の1兆円超え、また事業利益で482億円と過去最高を更新いたしました。さらに、航空宇宙・防衛分野の製造設備への投資を新たに決定するなど、成長分野での活動を強化してまいりました。

第4次中計は、2026年4月に3年目を迎え、「素材+α」の付加価値提供企業への変革をさらに加速させ、環境変化に的確に対応しながら、持続的な成長と中長期的な企業価値向上に向けて邁進してまいります。私たちは、アルミニウムという素材が持つ無限の可能性を信じています。素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献し、100年後の軽やかな世界を目指してまいります。

株主・投資家の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  • 当ウェブサイトに掲載している情報の一部には、将来の業績に関する記述が含まれています。こうした記述は、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するものです。将来の業績は環境の変化などにより、実際の結果と異なる可能性があることにご留意ください。