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UACJを知る

今後の戦略は?

グローバルな生産・販売ネットワークを活かして、
世界市場での存在感を高めていきます。

その優れた素材特性から、近年、世界各地で需要が高まるアルミニウム。こうしたグローバル規模での需要拡大に応えるため、UACJの母体となった両社は、世界各地の主要市場をターゲットに、生産・販売拠点を拡大してきました。たとえば、経済発展が著しい中国・アジアで。あるいは、アルミニウム需要の旺盛な自動車メーカーを数多く擁する欧州で。さらには、消費大国であり続ける北米で――両社が築き上げてきた生産・販売ネットワークが、UACJの名のもとに融合することで、世界でも類を見ないグローバルな供給体制を確立しています。世界各地のお客様のニーズに、タイムリーに、かつきめ細かくお応えできる強固なネットワークを活かして、「日本発のグローバルアルミニウムメジャーグループ」として、世界市場での存在感を高めていく――それがUACJの描く成長へのシナリオです。

2021-2023年度 中期経営計画の詳細は、こちらをご覧ください。

グローバルな供給体制を確立

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日本メーカー初となる、
海外板圧延一貫生産工場をタイに建設

UACJは、アルミニウム材を豊富に使用する自動車産業や、自動車と並ぶ需要先である飲料缶メーカーが多くの工場を構えるタイに、2012年から新工場の建設を開始しました。2014年の操業開始以降、5年にわたって生産能力の増強を重ね、現在は年間32万トンの生産能力を確立しています。アルミニウム圧延業のグリーンフィールドとも言える東南アジアで圧倒的な生産能力を有し、旺盛なアルミニウム需要に応えています。

in Thailand

飲料缶と自動車材の
需要増に対応するために

UACJグループは、アルミニウム缶の世界最大市場である米国で、2011年から世界最大級の圧延工場を運営しています。また、米国でのアルミニウム需要を牽引するのが自動車産業です。自動車向けアルミニウム製品の需要は、2020年には100万トン超、2025年には120~130万トンに達すると予測されており、この旺盛な需要に応えるため、北米における生産・供給体制強化を着々と推進。現在は、増強した供給力を活かして、自動車材と缶材の両分野のニーズに対応しています。

in Thailand