リリース・お知らせ 2015年

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タイ国工業大臣チャカモン氏との会談について

2015年1月15日

当社代表取締役会長CEO山内重德および代表取締役社長CEO岡田満は、1月14日(水)に帝国ホテルにおいて、タイ国工業大臣であるチャカモン・パースックワニット氏をはじめとした来日団との会談を行いました。

当社は、昨年1月に、アルミニウム板製品の製造・販売会社UACJ (Thailand) Co., Ltd.(本社:タイ国ラヨン県アマタシティ工業団地、社長:山口明則、以下、「UATH」)の第一期操業を開始し、今年の第二期操業開始に向けて順調に建設を推進中です。UATHは、2017年までに年間20万トンの供給体制を確立し、高品質・低コストの両立そして製造・販売・研究開発が一体となり市場アプローチを行うことで、アジア最高レベルの生産拠点となることを目指しています。
当社グループは、UATHをはじめとして、UACJ Extrusion (Thailand) Co., Ltd.、UACJ Trading (Thailand) Co., Ltd.ほか多くのグループ会社がタイ国へ進出しており、さまざまな市場のニーズに応えるとともに、地域社会への貢献をしてきました。

会談のなかで岡田社長は、当社グループおよびUATHについてのプレゼンテーションを行い、「UATHは、成長市場である東南アジアの本格的アルミニウム圧延工場で、一貫製造ラインの早期立上げと早期戦力化へ向けてグループをあげて注力している。タイ国工業省、タイ投資委員会(BOI:The Board of Investment)、タイ工業団地公社(IEAT:Industrial Estate Authority of Thailand)をはじめ、関係各所のご支援、ご協力、そして優秀なタイ人従業員の努力もあり、お陰様で順調に立ち上げの準備は進んでいます。引き続きタイ国からのご支援とご協力をいただきたい」と述べました。
タイ国工業団からは、「UACJグループについてとても良く理解でき、期待感がさらに高まった。タイのメタル産業にとって大変心強く、またタイの産業に貢献していただけることに感謝している。日本の最先端技術を導入していただき、さらには教育機関やタイ鉄鋼協会とも連携を強化してほしい。今後もタイ国工業省としては、UACJグループのタイでの活動を支援していきたい」とのコメントをいただきました。

両者は、相互理解・親交を深め、今後も両国産業界の発展に寄与していくことを確認し、約1時間の会談を終えました。

タイ国工業大臣チャカモン・パースックワニット氏と
株式会社UACJ岡田代表取締役社長の会談の様子