お客様との関わり

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UACJグループは、お客様の満足と信頼を得るため、品質・技術開発力・現場力の向上に努めています。

品質基本方針

  1. 技術開発、品質向上、現場力向上を推進し、お客様の満足と信頼を得る製品及びサービスを提供します。
  2. 適用される要求事項を満たします。
  3. 品質マネジメントシステムの継続的な改善を行います。
  4. 品質目標の設定、結果の見直しを行い、必要に応じた経営資源を配備します。
  5. グループ員は品質方針を理解して行動するとともに、全員参加の品質向上活動を行います。

品質管理体制

UACJグループでは、グループ全社を統括する品質管理推進の最高機関として、品質担当役員を委員長とする品質委員会を設置し、グループ全社の品質状況、品質に関する重大事故、その他重要品質案件の報告と審議を行っています。
また、グループを板・押出・箔・鋳鍛・銅管・加工品のセグメントに分け、セグメントごとに品質管理組織を設置し、技術部と各組織の責任者が連携をとりながら、品質管理活動を推進する体制を整えています。

品質改善活動

UACJグループでは、グループ統一の年度品質管理方針を定めています。2015年度は、「品質基盤を強化し、世界的な競争力を持つメジャーグループを実現しよう」をスローガンに品質目標および取り組むべき重要課題を明確にし、品質向上のための施策を展開しました。

2015年度品質目標

  1. 重大品質不具合(品質異常)ゼロ
  2. クレーム・苦情件数は前年度実績の10%以上改善

重要課題

  • 品質不具合の真因追究、真因への対策およびSDCAによる再発防止
  • 顧客ニーズの把握と顧客ニーズへの迅速対応による顧客満足度の向上
  • 品質を担う人材の育成
  • 円滑な製品移管のための品質管理推進

これらの重要課題に注力した結果、UACJグループ全体で、重大品質不具合を38%、クレーム・苦情件数を21%減少させることができました。
なお、現在当社グループ内においては、重大品質不具合により販売禁止、もしくは係争の対象となっている製品はありません。
これらの活動実績などを踏まえ、2016年度は、「品質の底上げを図り、世界的な競争力を持つメジャーグループを実現しよう」をスローガンに、2015年度の品質目標を継続することとし、将来ビジョンも反映させた重要課題を設定して、さらなる品質改善を展開しています。

2016年度品質目標

  1. 重大品質不具合(品質異常)ゼロ
  2. クレーム・苦情件数は前年度実績の10%以上改善

重要課題

  • 真因の追究による再発防止、及びヒューマンエラーの防止
  • 顧客ニーズ及び期待の把握と迅速対応による顧客満足度の向上
  • 適切な教育・訓練または経験に基づいた、必要な力量の確保と認識の確実化
  • 製品移管における技術の融合と品質管理の強化

品質マネジメントシステムの国際認証取得

UACJグループでは、当社およびグループ各社で取得している品質マネジメントシステムの国際認証にしたがい、品質管理を実践しています。まだ認証を取得していない一部のグループ会社については、技術部が国際認証の要求事項にしたがった管理ができるよう支援しています。

顧客満足度向上への取り組み

UACJグループは、経営理念と品質基本方針において「お客様の満足と信頼を得る製品とサービスの提供に努める」ことを掲げています。
具体的には、お客様とのコミュニケーションを重視し、定期的に「顧客満足度調査」を実施しています。調査内容は、製品品質、梱包輸送、品質対応、技術開発、納期対応、営業対応と多岐にわたり、調査を通じてお客様から寄せられたご意見は精査・分析を行い、改善活動に反映させるとともに、新製品開発などにも積極的に取り込んでいます。
さらに、お客様との交流会を開催し、直接うかがったご意見やご要望を、品質、納期、製品開発に活かしています。

クレームに対する取り組み

お客様からのクレームに対する取り組みについては、2015年度は、「重大品質不具合(品質異常)ゼロ」「クレーム・苦情件数を前年度実績の10%以上改善」の品質目標に基づき、取り組みました。2016年度についても2015年度目標を継続し、取り組んでいきます。
重大品質不具合(重大クレーム)については、グループ全体で統一の判断基準を設けるとともに、グループ内で情報を共有し、類似事故の発生防止に努めています。

「お問い合わせコーナー」での応対

アルミニウム材料の注文、使用に関する技術的な相談、資料請求など、お客様からのお問い合わせに対しては、UACJグループのウェブサイト上に「お問い合わせコーナー」を設けて、迅速かつ的確に対応しています。
お問い合わせ件数は、ここ数年は年間200件前後で推移しています。うち、2~3割は海外からとなっています。今後も、お客様との交流をよりいっそう深めて、新たな製品開発などつなげてまいります。

お客様からの主な受賞実績

賞名 対象 備考
大阪ガス(株)
品質優秀賞
(2014年11月)
UACJ銅管 床暖房用パネルの品質
9年連続
トヨタ自動車(株)
原価改善優秀賞
品質管理に関する感謝状
(2015年2月)
UACJ  
富士ゼロックス(株)
プレミアパートナー
(2015年4月)
UACJ押出加工
UACJトレーディング
3年連続
トヨタ自動車九州(株)
レクサスシルバー賞
(2015年5月)
UACJ 自動車用ボディシート用アルミニウム材の品質目標達成

その他外部団体からの受賞実績

賞名 賞の概要 対象 備考
日本アルミニウム協会
協会賞(開発賞)
(2015年5月)
着除霜性に優れたプレコートフィン材の開発 NALCO(タイ)
UACJ MH(タイ)
技術開発研究所 笹崎 幹根
名古屋製造所 木戸 開、富田 直隆
NALCO(タイ) 山田 哲也
UACJ MH(タイ) 高橋 南
軽金属学会
軽金属学会賞
(2015年5月)
一般社団法人軽金属学会の最高の賞であり、軽金属に関する学理または技術の進歩発展に顕著な貢献をした者に贈られる賞 UACJ 技術開発研究所 吉田 英雄
軽金属学会
高橋記念賞
(2015年5月)
軽金属鋳物・ダイカスト製品等の製品ならびにこれらに関連のある工業技術の進歩発展に関して功労のあった溶解・鋳造実務経験豊富(約15年以上)な技能職を対象とする賞
二次合金および再生地金等の溶解・鋳造の技能者も対象
UACJ 深谷製造所 篠崎 竜義
軽金属学会
軽金属躍進賞
(2015年11月)
軽金属学に関わる学術研究および技術開発の発展に顕著な構成をあげ、軽金属学会における今後の発展が期待されるものに贈られる賞 UACJ 技術開発研究所 浅野 峰生
軽金属学会
軽金属奨励賞
(2015年11月)
軽金属の学術または工業に関する独創性、発展性に富む業績をあげ、将来軽金属学会における活躍が期待される新進気鋭の研究者・技術者に贈られる賞 UACJ 技術開発研究所 山本 裕介

新製品・技術に関する情報発信

技術・研究論文誌の発行

2015年3月に、旧古河スカイおよび旧住友軽金属工業で発行していた技術・研究論文誌の流れを汲む「UACJ Technical Reports」創刊号を、同年9月に第2号を発行しています。
「UACJ Technical Reports」には、基礎研究、応用研究の成果である論文や技術展望・技術解説、製品紹介やトピックスを掲載しています。
今後も、UACJグループの研究成果や新製品・新技術を紹介するツールとして、「UACJ Technical Reports」を発行し、当社グループの最新技術情報を提供してまいります。

「UACJ Technical Reports」