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営業 板事業本部 鋳鍛営業部第一グループK.S.
2018年入社
社会学コース卒
「潤滑油」となって
社内外との連携を深めながら
アルミの幅広さと奥深さを知る。
中学生の頃、化粧品メーカー各社が一斉にジェル状の日焼け止めを売り出し「原料が変わったのでは?」と疑問を持ち、そこから素材メーカーへの興味が湧いた。なかでも当社を選んだ理由は、若手でも成長機会が多く多様な経験ができると考えたから。UACJ鋳鍛へ配属となり、1年目は工程管理室に出向。翌年に企画室で設備投資や予算管理を担当した後、2020年に鋳鍛営業部へ異動。
日々の仕事
鋳鍛特有の
一品一様の製品を供給していく。
飛行機やロケット、自動車などに使用される鋳鍛製品の営業・販売を担当しています。鋳鍛製品のほとんどは、一つひとつの製品ごとに異なる製造設計、工程、見積を組みます。ですから、製造現場の技術関係者など、チームメンバーと綿密な計画を立てることが不可欠。さまざまな関係者との連携が必要なため難しさもありますが、自分が潤滑油となり上手く物事が噛み合って前進したときには、やりがいを感じます。
また、国内外のお客様とのきめ細かなコミュニケーションも重要です。実は、入社前の私は「素材メーカーの仕事は売ったらおしまい」だと思っていたのですが、それは大きな間違いでした。納品後に当社のアルミ素材がお客様の製品のなかできちんと役割を果たす。それでやっと、仕事のゴールにたどり着けるのです。その責任を全うするためにも、ヒアリングから納品後までお客様と密に連絡を取り、わからないことがあればはっきり質問するようにしています。
印象に残ったエピソード
途方に暮れたクレーム対応。
周囲の助けが支えに。
鋳鍛営業部に異動したての時、お客様からクレームが入りました。営業に不慣れだったこともあり、チームメンバーとのコミュニケーションが足りなかったのだと思います(言い訳にはなりませんが…)。提出物の納期変更などの情報を正確に把握できておらず、お問い合わせに応えられないことが重なり、お客様からの信頼を損ねてしまいました。
そんな時に助けてくれたのが、同じ部署の上司や先輩です。上司からアドバイスをもらい、進行しやすいように役割分担を見直し、声をかけ合いました。また、わからないことは何でも先輩に質問しました。先輩は、常に丁寧に説明してくれて、時には失敗を笑い飛ばしてくれることも。上司や先輩の思いに応えたい、そしてお客様の信頼を取り戻したい一心で、「踏ん張ろう!」と思えました。そのかいあってか、今ではお客様と良好な関係を築くことができています。当時は目の前のことだけで必死でしたが、振り返れば、この経験があったからこそ頼るべきことは周囲に頼れるようになり、ひとつステップアップできたんじゃないかと思います。
仕事のやりがいと目標
経験から増やした引き出しを強みに、
今までにないアルミの提案を。
「いろんな経験を積みたい」という入社前の希望通りに、1年目は生産管理、2年目は設備投資や年間の予算計画を取りまとめる企画業務、3年目からは営業を経験させてもらっています。それぞれ鍛造製品、鋳物製品、板製品と複数の製品を扱い、短い期間で多様な角度からアルミに関わることができています。UACJが扱うのはアルミ素材単一ですが、アルミといってもその裾野は広く、知れば知るほどその奥深さに魅了されます。製品が変われば、関わるお客様もさまざま。新しいことを覚えるのは大変ですが、変化が絶えないところがこの仕事のおもしろさでもあります。
せっかく幅広く携わってきた経験を活かし、現在、各製品の“いいとこ取り”をした提案ができないかと模索中です。いずれは「私だからできる」わくわくするような製品づくりに貢献したいです。
1日のスケジュール
どこでも誰とでも、遊ぶのは全力で。
コロナ禍の前は、リフレッシュ休暇を利用してよく旅行していました。特に印象に残っているのは、同期と石垣島へ出かけ、ジェットデッキで空中遊泳を楽しんだことです。最近の楽しみは、実家の猫と遊ぶこと。おもちゃでじゃれたり飛びかかられたりとにぎやかに過ごしています。