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法務 コーポレートガバナンス部
コーポレートセクレタリーグループK.O.
2013年入社
社会学部卒
会社の持続的成長に向けて
ガバナンスの側面からサポートする。
素材メーカーのなかでも、面接や工場見学などを通じて感じた穏やかな当社の社風に惹かれ、入社。旧古河スカイの小山工場で人事を経験した後、2018年に本社の法務部法務グループに異動。組織改正を経て、現在はコーポレートガバナンスに関する幅広い業務を担当している。
日々の仕事
取締役会の機能強化を支え
企業価値を高めていく。
昨今、株主や投資家をはじめステークホルダーから問われている「コーポレートガバナンス(企業統治)」。企業が中長期的に価値を生み出し続けていくために、企業経営がどのように舵取りされているかをしっかりと把握し、強化していくことが求められています。こうした社会の要請に応えるべく、ステークホルダーと対話を重ねながらガバナンスに関する施策を練り、実行しているのが、コーポレートガバナンス部です。
なかでも私の所属するコーポレートセクレタリーグループでは、取締役会の事務局を担当しています。取締役会は、会社の経営方針を決定するほか、業務執行を監督する重要な機関です。それら取締役会の機能を高めるため、意思決定プロセスや経営のモニタリングのより良い在りかたを企画しています。売上や利益など数字に直結する仕事ではありませんが、当社の企業価値を高めていくために欠かせない役割だと自負しています。
仕事の難しさ
経営陣と目線を合わせて
会社の将来について議論する。
配属された20代の頃から、社長をはじめとする役員と膝を突き合わせて、たとえば、取締役会で会社の戦略や方向性に係る議論を充実させていくために、経営陣からの報告内容や議案上程の枠組みの施策について提案したり、議論したりすることも少なくありません。最初は緊張もしましたが、今はそんな環境で働けることに誇りを感じています。
同時に、役員と議論を続けていくためには、私自身も同じ目線で物事を考える必要があります。コーポレートガバナンス・コード※の導入後、日本の取締役会の在りかたは過去から大きく変わっています。取締役会の意思決定やモニタリングの機能を高めていくために、当社としてはどのような施策が望ましいのか、前例のないなか手探りで進めていくなどの苦労もあります。しかし、課題を抱えても形式的にならず問題の本質を捉えて対応できるよう、広い視野をもって考えることを心がけています。
- ※コーポレートガバナンス・コード:上場企業が行うコーポレートガバナンスにおいてガイドラインとして参照すべき原則・指針
仕事で培ったモットー、目標
専門性を高めつつ広範な知識を獲得し、
ガバナンスのプロを目指す。
私の仕事は、コーポレートガバナンス部だけで完結することはまずありません。経営戦略や財務、人事などの部署にも関わるため、それらの部署と適切にコミュニケーションを取ることが不可欠です。たとえば、取締役会での議論が求められている議案を上程する際も、各部署の意見や要望をとりまとめつつスケジュールにも配慮し、期限までに業務を完遂できるよう取り組んでいます。
そうしたコミュニケーションを成立させるには、コーポレートガバナンスだけでなく関連部署についての知識も求められるため、勉強の毎日です。コーポレートガバナンスに関する経験と幅広い分野の知識、どちらも深めていきながら、プロフェッショナルとして会社から頼られる存在になることが目標です。
1日のスケジュール
知らない土地へ出かけて、そこだけの風景と料理を味わう。
リフレッシュ休暇制度を利用して、いろいろな土地へ旅行することが楽しみです。各地の史跡や観光名所に出向くとともに、その地域ならではの料理やお酒を味わうのが、至福のひとときです。