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特集(2023年12月)

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Special Feature 市場への積極的なアプローチで、アルミニウムの活用・活躍の場を拡大

アルミニウムは、使えば使うほど有益な素材になる。

アルミニウムは、多彩な特性を有し、さまざまな場面で活躍できる素材であることから、身の回りのもの、産業社会の至る所にと広く利用されてきました。
そして、アルミニウムは、リサイクルして製造するときのCO2排出量が鉱物資源から製錬した場合の約3%となることから、リサイクルすればするほどCO2排出量を減らせる素材でもあります。そこで当社は、製品ごとに求められる機能を発現させてきた従来のビジネスドメインから拡大することに挑戦。アルミニウム製品のサーキュラーエコノミーを構築し、アルミニウムを使えば使うほど、リサイクルすればするほど、価値が増大していくループを創っていく。市場への積極的なアプローチで、アルミニウムによる価値をご理解いただき、利用・採用される場面を創っていく。アルミニウム産業のありたい姿、あるべき姿の実現に向け、当社はすでにその挑戦を始めています。

Challenge 1

環境負荷低減に貢献するアルミニウムのサーキュラーエコノミーの心臓へ

アルミニウムは、流通し、利用されればされるほど製品としての機能、性能を活かす場が増え、その価値は増大していきます。当社は、このアルミニウム製品のサーキュラーエコノミーを構築することで、1.新地金製造時の環境負荷低減、2.製品使用における環境負荷低減、3.リサイクルによる環境負荷低減、という3つの環境価値を創出します。缶、自動車の水平リサイクルの実現を皮切りに、さまざまなサーキュラーエコノミーの構築に挑戦し、軽やかな未来の実現に貢献していきます。

※1 再生可能エネルギーなどを電力源とした、環境負荷を低減して製造されるアルミニウム

Challenge 2

アルミニウム製品の特長を広く周知し、身の回りにアルミニウム製品が溢れる社会へ

当社は、グループが持つ技術を活用してビジネス領域を創造、開拓、拡大することを目的として、2023年4月にマーケティング・技術本部を新設し、研究開発部門をその傘下に置く組織改編をしました。今後、技術開発とマーケティング活動を高次に融合させ、マーケットにアルミニウムのさらなる活用を働きかけていきます。その一環として、消費者にアルミニウムをより深く知っていただくブランディングを行っていきます。
その端緒として、2023年9月にアルミ素材・製品の新ブランド「ALmitas+(アルミタス)」を発表しました。今後、既存用途に加えて、アルミ素材に新たな機能を加えた製品を中心に、新用途への展開を進め、アウトドア分野向け「ALmitas+ for Outdoor」やレーシングカート向け「ALmitas+ for racingkart」にとどまらず、適用分野を拡大させていく予定です。ぜひ、「ALmitas+」のロゴを見つけたら手に取ってみてください。

ALmitas+(アルミタス):“アルミ”に、面白さやワクワク感をアルミ素材・製品に付加する“足す”、心を満たし、豊かさを提供していきたいという思いを込めた“満たす”からネーミング

「ALmitas+」Webサイト

技術対談

本テーマについて、平野マーケティング・技術本部長と光田社外取締役が統合レポートにて対談をしています

統合レポート2023(PDF)

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