このページの本文へ移動

お問い合わせ

基本的な考え方

UACJグループは、自然環境への影響はもとより、製品の製造時の従業員の安全、製品の使用時のお客様の安全に配慮し、化学物質の適正管理と排出抑制に努めるとともに、環境や健康への影響が少ないものへの切り替えを進めています。また、排出抑制にあたっては、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、各自治体の条例、協定などで定められた基準値よりも厳しい自主管理値を設定し、その遵守に努めています。

PRTR対象物質管理

UACJグループでは、化学物質排出把握管理促進法に基づくPRTR制度*1に従い対象物質の取扱量・排出量・移動量を把握し届出を行うとともに、その削減に努めています。
2025年度は、2024年度に比べて生産量が増加したことにより、取扱量は17t(0.5%)増加し、それに伴いグループ全体の排出量と移動量は全対象物質合計でそれぞれ、10t(4.7%)、17t(13%)増加しました。

  1. PRTR制度:人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質が、事業場から環境(大気、水、土壌)へ排出される量および廃棄物に含まれて事業場外へ移動する量を、事業者が自ら把握し国に届け出をし、国は届出データや推計に基づき、排出量・移動量を集計・公表する制度

PRTR対象物質取扱量の推移

  • (製品中の合金元素であるマンガン、クロム、ニッケル、鉛を含む)

PRTR対象物質排出量・移動量の推移

  • UACJ(名古屋製造所、福井製造所、深谷製造所、名古屋製作所、小山製作所、鋳鍛製作所)、UACJアルミセンター(宇都宮カラーアルミ)、UACJ押出加工安城、UACJ押出加工群馬、UACJ押出加工滋賀、UACJ製箔(伊勢崎、滋賀、野木)
  • 上記会社名は2025年9月30日時点の会社/事業場名で記載しています。

VOC排出量の削減

UACJグループでは、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、トリメチルベンゼンなどを削減対象物質として設定し、VOC(揮発性有機化合物)の大気への排出量の削減を進めています。
各事業場における排ガス処理装置の適切な稼働および維持管理に努めるとともに、大気への排出量を継続的に低位に維持しています。さらに、シンナーの代替品(環境低負荷型)への変更など、排出抑制に向けた取り組みを継続的に推進しています。

大気汚染防止

UACJグループでは、工場設備の維持管理と重油からLNGへの燃料転換により、大気汚染物質の排出量削減に努めています。現在、これまでの取り組みの成果によってSOx、NOx排出量は低位を維持しています。

NOx排出量推移

SOx排出量推移

  • 集計範囲:UACJ(名古屋製造所、福井製造所、深谷製造所、小山製作所)
  • 上記会社名は2025年9月30日時点の会社/事業場名で記載しています。

PCB管理

UACJグループは、PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法に則り、事業場ごとに調査を実施し、更新計画を立て、対象電気品の置き換え及び取り外しを進めております。取り外し品については、適切な保管・管理、処分を行っています。現在特定されている高濃度および低濃度PCB廃棄物については、計画的な処分を継続して進めています。また、今後新たにPCB含有機器等が発見された場合においても、速やかな届出および2026年度内の適正処分に努めるとともに、今後の法改正の動向にも適確に対応できる管理体制の構築を進めています。

アスベスト問題への対応

UACJグループは、製品や工場建屋、設備・備品へのアスベストの使用実績や使用状況を調査し、対策を実施しています。製品については、アスベストの使用やアスベストを含む製品の販売実績はありません。
建屋については、ごく一部使用されていた飛散する危険性が高い吹き付けアスベストについて、2024年度にすべての除去が完了することができました。
アスベスト飛散の危険性の少ない設備・備品についても定期点検などのタイミングでアスベスト非含有品に交換しています。

ダイオキシン類対策

UACJグループは、ダイオキシン類対策特別措置法のダイオキシン類排出特定施設に該当するアルミニウム溶解炉について、排ガス中のダイオキシン類濃度が規制値以下となるよう管理に努めています。
具体的には、アルミニウム溶解炉の燃焼空気量を最適に保ち、かつ投入する材料の管理を徹底してダイオキシンの発生を防止しています。
また、アルミニウム溶解炉のダイオキシン類の測定を法律に基づき年1回実施するとともに、結果を行政に報告しています。2025年度のダイオキシン類測定結果は、大気特定施設26施設と水質特定施設2施設においてすべて法定規制値を下回っていました。

水質汚染防止

UACJグループでは、水質汚濁防止法をはじめとする関連法令を厳格に遵守し、有害物質の貯蔵施設および配管等について、漏洩を防止するための適切な構造基準を維持・管理しています。日常的な点検や設備の計画的なメンテナンスを継続して実施することで、公共水域への有害物質の流出を未然に防ぎ、水質汚染リスクの低減に努めています。また、万が一の設備トラブル発生時においても、被害を最小限に食い止めるための迅速な対応体制を整えています。

土壌・地下水汚染防止

特定有害物質の使用履歴があるUACJ小山製作所とUACJアルミセンター(宇都宮工場)では、過去に発生した土壌・地下水汚染への対策として汚染地下水の浄化を継続的に行い、その効果を定期的に確認しています。汚染濃度は減少しつつあります。その他の事業場においては、汚染事故発生時はもちろん、建物の建て替えや大規模改修時など、必要に応じて地下水や土壌の汚染調査を実施しています。