Li電池セルケース用アルミニウム合金板「ファスフォーム-ENシリーズ」

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モバイル電子機器から自動車までLi電池セルケースに

Li電池セルケース用アルミニウム合金板「ファスフォーム-ENシリーズ」の写真

汎用材である3003材と比較し、耐膨れ性、成形性に優れる電池セルケース用アルミ板材「ファスフォーム-ENシリーズ」です。充放電の際にセルに掛かる応力・熱負荷による素材強度の低下を抑え、さらに、素材を高強度化させた際に懸念される溶接性も確保しました。

特長

  • 合金成分、熱処理、圧下率等の製造条件の最適化により、深絞り性を改善しました。
  • 充放電の際に発生する材料の膨れ変形による電池の破損を防止するため、耐膨れ性を改善しました。
  • 蓋とケースのレーザー溶接時の接合性改善のために最適な成分配合を行っています。

製品特性

「ファスフォーム-ENシリーズ」の特性

◎特に良 ○良 ×不良

  合金・調質 引張
強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸び
耳率
限界
絞り比
LDR
成形性
(総合評価)
レーザー
溶接性
(割れ)
耐膨れ性
ENシリーズ EN03-H14 200 175 4 3 1.98
EN07-H14 214 207 2 3 1.96
EN08-H14 240 235 2 3 1.95
EN12-H14 260 250 4 3 1.95
EN12-H34 280 245 5 4 2.05
一般材 3003-H14 165 156 6 3 2.01 ×

「ファスフォーム-ENシリーズ」各合金の成形後引張強さとクリープ変形率

「ファスフォーム-ENシリーズ」各合金の成形後引張強さとクリープ変形率の図

試験条件

元材板厚 0.6mm
3点支持曲げクリープ試験 50%板厚減少加工材
負荷応力250N/mm2
加熱85℃×24hで試験
クリープ変形率 (応力除去後ソリ/応力負荷によるソリ)×100
成形後引張強さ 板厚減少加工(冷間圧延)後の引張強さ