トップメッセージ

  • ツイートする
  • facebookでシェアする
音声で読み上げる

環境変化に適切に対応し、
第4次中期経営計画の達成へ

代表取締役 社長執行役員
田中 信二

平素より、株主・投資家の皆様には、弊社へのご支援・ご指導を賜り厚く御礼申し上げます。

当社は、長期経営ビジョン「UACJ VISION 2030」の実現に向け、2024年4月から第4次中期経営計画<2024年度~2027年度>をスタートさせました。

第4次中計では、素材提供企業から「素材+α」の付加価値提供企業への変革をコンセプトに、「リサイクル推進」「素材+加工ビジネスの 拡大」「先端分野のサプライチェーン安定化への貢献」「新領域の拡大」の4つを“+α”の分野と位置付けております。2024年度はアルミニウムの活躍領域伸張のための設備投資やグループ組織体制の再編など、価値創出の拡大に向けた取り組みを進めてまいりました。

2024年度の業績については、成長市場である北米・アジア地域をはじめとするグローバルでの缶材需要の取り込みや事業体質の強化などにより、当初の予想を上回る結果を収めることができました。

昨今の世界情勢の影響を受け、事業環境の不確実性は高まっておりますが、2025年度は第4次中計の2年目として、環境変化に適切に対応しながら、引き続き「UACJ VISION 2030」へとつながる施策をグループ一丸となって着実に実行してまいります。特に、重要戦略であるリサイクルの取り組みを強力に推進し、UACJグループがアルミニウムにおけるサーキュラーエコノミーの“心臓”として循環型社会の形成を牽引いたします。

アルミニウムは、地球環境に優しい循環型素材として大きな可能性を有しています。成長機会を確実に掴み、100年後の軽やかな世界のために、素材の力を引き出す技術で貢献してまいります。

株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。