多様性と機会均等

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ダイバーシティ(DE&I)の推進

ダイバーシティ(DE&I)推進宣言

UACJグループは、UACJウェイの「相互の理解と尊重」に基づき、ダイバーシティ(DE&I)の考え方を大切にしています。その内容をより具体化した「ダイバーシティ(DE&I)推進宣言」を策定いたしました。従業員それぞれが持つ能力の発揮とイノベーションの創出といった会社の持続可能な成長の両輪での相乗効果を目指します。

多様な人材の採用

UACJグループでは、新規分野やグローバルな事業展開を支えていく多様な人材の活用を積極的に進めています。
2023年度(2023年4月入社者)は、総合職41名(男性36名、女性5名)、技能職39名(男性35名、女性4名)の新卒者を採用しました。また、外国籍人材の採用においても、新規学卒採用の1割を目標に積極的に取り組んでおり、経営統合以降、延べ14名を 採用しています。その他、中途採用についても、継続的に取り組んでいます。

  2020年度 2021年度 2022年度
社員における 中途採用比率 53% 68% 66%

UATHにおける人材採用・育成

UATHは、現地での採用活動に積極的に取り組み、現地雇用の拡大を推進しています。

※UACJ (Thailand) Co., Ltd.

女性が活躍できる職場づくり

UACJでは、女性活躍推進法に基づく行動計画に沿って、女性の割合を20%以上にする目標を掲げて取り組む等、女性の活躍の場の拡大に向けて積極的に取り組んでいます。2022年度は、採用に占める女性の採用割合が12.6%となっています。
また、2022年度末時点で当社グループ全体で112名の女性管理職が活躍しています。さらに、次世代育成支援対策推進法への対応をはじめ、仕事と家庭の両立支援が可能な職場作りに力を入れています。

管理職に占める女性比率の推移

管理職に占める女性比率の推移

障がい者雇用への取り組み

UACJは、法定雇用率達成を障がい者雇用の方針とし、障害者雇用促進法に基づき特例子会社の認可を受けたUACJグリーンネットを活用して障がい者の雇用促進に取り組んでいます。2023年6月1日時点で、当社の障がい者雇用率は2.44%で、法定雇用率2.3%を上回っています。

※雇用率は、2021年6月1日は当社にUACJ製箔、UACJ押出加工名古屋、UACJグリーンネット、UACJトレーディング、UACJ金属加工を合算した数値。2023年6月1日はさらにUACJ押出加工小山、UACJ鋳鍛、UACJアルミセンターを追加した数値。

障がい者雇用率

障がい者雇用率のグラフ

注:各年6月1日現在の数値

退職した従業員の再雇用

UACJグループでは、定年退職した従業員の65歳までの再雇用を積極的に進めています。2023年4月末現在、UACJでは177名の再雇用従業員が就労しています。また、2023年4月からは一定条件を満たす方について65歳以降も最大70歳まで再雇用する制度を導入しました。
一方、再雇用を希望しない従業員に対しても退職前にキャリアセミナーを実施し、退職後の生活設計や準備について専門家によるアドバイスを受ける機会を提供しています。
また、2023年4月からは、当社を一定の理由で退職した元従業員をアルムナイ(卒業生)として位置づけて、退職後も継続してネットワークを構築し、ご本人と会社の意向がマッチングした場合に、再入社を認めるカムバック採用制度を導入しました。

LGBTへの対応

UACJグループは、「グループ行動規範」の中で、すべての人の人権を尊重し、人種、信条、性別、言語、宗教、思想、社会的出身などに基づく非合理な差別や嫌がらせを行わないことを定めており、この規範の対象には、いわゆるLGBTも含まれています。またLGBTに対する正しい知識の習得と理解を促すため定期的な従業員教育を実施しています。