リリース・お知らせ 2018年
UACJ銅管販売 RGプレス（プレス式冷媒用火無し継手）発売について
2018年4月5日
株式会社UACJの関係子会社であるUACJ銅管販売（本社：東京都中央区、代表取締役社長 根来 正昭、以下「UACJ銅管販売」）は、RGプレス（プレス式冷媒用火無し継手）の販売を開始しました。なお、本製品はUACJ銅管の子会社である東洋フイツテング株式会社（本社：名古屋市港区、取締役社長 渡邊俊彦）が製造、UACJ銅管販売が販売を行います。
建築物の空調配管工事では、配管の接合に必要なろう付け職人の減少に加え、新築・改修現場で火気使用不可の現場が増加しており、従来のろう付け継手に替わる新しい工法が期待されていました。そこで、東洋フイツテングでは火気の使用なしに配管接続が可能なプレス式冷媒用火無し継手を開発しました。継手本体には軽量性＊注と冷媒R410A、R32の耐圧性を両立したUACJ銅管製高強度銅管（JIS H3300 C1862T）、本体の内側には真鍮製インコアを採用し、配管の抜け出し防止と結露による凍結破壊を防止しています。配管内の最高圧力は4.3MPa、耐圧は21.5MPaを実現したほか、冷媒ガスのシールは特殊水素化ニトリルゴムOリングにより、－40℃～130℃の冷媒温度に対応しています。
継手規格は冷媒用機械継手の気密性基準であるISO 14903の性能証明を取得しています。
本製品は、従来品と比較して軽量化、低価格＊注を実現しているほか、商品特長により空調配管工事における施工時間の短縮＊注に貢献します。
RGプレス
※注: 継手施工にRGプレス専用工具を使用。当社の従来品RGジョイントとRGプレスの比較（東洋フイツテング調べ）