従業員とのコミュニケーション
「理念対話会」の実施
UACJは、2020年2月にグループ理念体系を再定義したことを機に、理念の浸透と新しい風土づくりを目的とした専任部門を設置、2020年4月からは社長直轄組織として取り組みを推進しています。
「理念対話会」は、会長およびグループ会社社長、製造所長などの幹部層の社員が、理念浸透とエンゲージメント向上を目的に対話を行うもので、2020年4月の開始以降の開催回数および参加人数(※グループ合計)は以下の通りです。
- 2020年度:174回、970名
- 2021年度:253回、1,436名
- 2022年度:470回、2,644名
- 2023年度:256回、1,751名
「繋ぐ(つなぐ)対話会」の実施
UACJは、新たな社内対話の機会として、社長が国内外の拠点を訪問して各地の社員と対話を行う「繋ぐ(つなぐ)対話会」を、2024年5月から実施しています。
この対話会は、アルミニウムの豆知識や用途に関する話題・情報を社員に提供することで、参加社員を通じて、UACJグループ社員に、その家族や友人・知人に情報が拡がり、アルミニウムやUACJへの興味関心につながる効果を期待しているほか、2024年5月に発表した第四次中期経営計画の重要なポイントを社長自らが語ることで理解促進を図ることを目的としています。
2024年度は、27回の実施を予定しており、11月末時点で21ヵ所が終了しました。参加者からは、「アルミについて知ることができ、面白く刺激になった。対話会後、早速事務所のメンバーに対話会での話をして盛り上がった」、「社長の想いが伝わる対話会だった」、「対話しやすい雰囲気で意見交換ができて、とても満足でした」といった声が寄せられています。
こうした参加者の声も踏まえ、来年度も引き続き実施していく計画です。
コミュニケーションの促進
UACJでは、社員が会社に対する要望などを自由に投稿できる「目安箱」という仕組みを導入しています。そこに「社員同士が褒め合える仕組みがほしい」という声が挙がったことをきっかけに、コミュニケーション活性化、称賛文化の醸成、グループ理念の浸透などを目的として、「Unipos」を導入しています。
Uniposは、オープンなタイムライン上で、感謝・称賛のメッセージを送るWebサービスで、部署や役職を問わずフラットに投稿にアクセスできることから、長年連絡を取っていなかった社員に連絡するきっかけとなったり、部署間交流が生まれたりと、コミュニケーション活性化に貢献しています。