リリース・お知らせ 2023年

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「水の架け橋ネットワークシステム」が静岡銀行に採用
—アルミボトル缶入り長期備蓄水とネットワークシステムが高評価され、災害時に飲料水を支援し合うサービスで広域連携に貢献—

2023年4月20日

株式会社UACJは、当社が提供するサービス「水の架け橋ネットワークシステム」に静岡銀行(本社:静岡県静岡市、代表取締役頭取:八木稔)が4月20日付で加入したことをお知らせします。なお、本システムが採用されるのは、初めてのこととなります。

本システムは、2022年8月からUACJが販売するアルミボトル缶入り備蓄水「水の架け橋」のサービスの一部で、事業者や自治体へ「共助」の機会を提供するものです。購入量・保管場所・賞味期限などの備蓄品情報を一元管理することができます。さらに、本システムを通じて、加入者はGoogleマップで周辺の備蓄品情報を検索することができ、災害発生時には支援要請を受発信し、加入者同士で情報交換や備蓄水を融通し合うことが可能になります。

「水の架け橋」は、アルミニウムの遮光性やガスバリア性で賞味期限が12年持つことが評価されたほか、海洋ごみ問題への取り組みの一つとなることから、これまで環境配慮意識の高い事業者や自治体に採用されてきました。このたび、静岡銀行は、大規模災害発生時に飲料水供給を通じた地域支援をするだけでなく、相互扶助精神に基づく広域連携の強化などの目的で、備蓄水の購入に加えて、本ネットワークシステムへの加入を決定しました。また、今回の静岡銀行の加入にあたり協力いただいた山一金属株式会社(本社:静岡県駿東郡、代表取締役:大賀俊和)も、本システムが自然災害対策となりえることや、備蓄水の採水地や製造者が静岡県内であることなどから加入を予定しています。

今後、本システムの利用者を拡大し、備蓄水を互いに融通し支援し合うネットワークの構築を目指してまいります。UACJは今後も、2030年までの長期経営ビジョン「UACJ VISION 2030」で目標の一つとして掲げる「素材+α」での貢献を目指し、持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。

ご参考

UACJについて

株式会社UACJ(ユーエーシージェー)は、グローバルに事業を展開する日本発の総合アルミニウムメーカーです。グループ企業理念では、「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する」を掲げています。
当社は、2013年に古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が経営統合し、発足しました。グループ内に板、自動車部品、押出、箔、鋳鍛、金属加工の6つの事業を持ち、飲料缶、自動車、IT機器、空調、航空宇宙産業などの幅広い産業分野にアルミニウム素材を供給しています。
アルミニウム板事業では、北米・タイ・日本の3極グローバル体制を構築しており、自動車部品事業では、北米・中国・日本で合金開発から設計までの一貫生産体制を活かしたビジネス展開を行っています。2022年3月期の売上高は7,829億円、グループ従業員は約9,600人です。