リリース・お知らせ 2023年

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UACJの100%リサイクル材を使用したアルミ棚天板を「無印良品 新宿靖国通り」に納入
—“ごみを出さない”コンセプトに賛同、環境負荷低減に貢献—

2023年10月30日

株式会社UACJ(本社:東京都千代田区、代表取締役:石原美幸)はこのほど、無印良品を展開する株式会社良品計画(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:堂前宣夫、以下「良品計画」)がリニューアルオープンした「無印良品 新宿靖国通り」に内装で使用するアルミ棚天板として当社の100%リサイクル材を使用したアルミ棚天板を納入しました。

同店舗は「ごみを出さないリニューアル」をコンセプトにサステナブルな循環を目指して10月13日、リニューアルオープンしました。取り扱う衣服のリユースやリサイクルに加え、内装に使われる備品や店舗什器について可能な限りリサイクル、リユースをし、廃棄物削減に取り組んだ店舗です。

UACJは、マテリアリティの一つに「気候変動への対応」を特定し、Scope1・2において、2050年のカーボンニュートラル実現に挑戦することと、2030年度までにCO2排出量を30%(2019年度比)削減することを目標として掲げています。そして、何度でもリサイクル可能で環境負荷低減に貢献できるアルミニウムの特性の認知拡大とサプライチェーン全体でのCO2排出量削減を図りたいと考えています。

良品計画では、従前の棚板は重く、売り場替えが大変であったことから、リニューアルを機に軽量かつできるだけエネルギーを使わない、環境負荷の少ない棚板の開発を検討していたところ、当社のリサイクル材を使用したアルミの棚板が、「リサイクルされたアルミで耐久性もあり作業性も高い」と評価され、採用が決定しました。

UACJグループは、今後も、低炭素社会と循環型社会の実現を目指し、アルミ素材の機能向上に努め、リサイクルを起点としたビジネスモデルの構築や、ネットワークの拡張に取り組んでまいります。

※ 使用済み製品に由来する再生アルミや、各種アルミ板およびアルミ製品の製造工程で発生したスクラップ等を100%配合したアルミ材。ただし、素材品質維持のための成分調整用の添加金属元素(重量の1%以下)は除く。

無印良品 新宿靖国通り

UACJの100%リサイクル材を使用したアルミ棚天板

「無印良品 新宿靖国通り」概要

所在地 東京都新宿区新宿3-15-15 新宿ピカデリー B1~2F
営業時間 11:00~21:00
売場面積 368.8坪(1217.16m2

良品計画について

1980年12月、無印良品は、西友ストアー(現:株式会社西友)のプライベートブランドとして商品数40品目でデビューしました。現在、日本を含む32の国・地域(2023年8月末現在)でお客様の日々の生活に役立つ商品・サービスを提供しています。
1989年に設立した良品計画は、無印良品の企画開発から、商品調達、流通・販売までを行う製造小売業です。他にも「Café&Meal MUJI」「IDÉE」の展開、キャンプ場の運営などを行っています。

UACJについて

株式会社UACJ(ユーエーシージェー)は、グローバルに事業を展開する日本発の総合アルミニウムメーカーです。グループ企業理念では、「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する」を掲げています。
当社は、2013年に古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が経営統合し、発足しました。グループ内に板、自動車部品、押出、箔、鋳鍛、金属加工の6つの事業を持ち、飲料缶、自動車、IT機器、空調、航空宇宙産業などの幅広い産業分野にアルミニウム素材を供給しています。
アルミニウム板事業では、北米・タイ・日本の3極グローバル体制を構築しており、自動車部品事業では、北米・中国・日本で合金開発から設計までの一貫生産体制を活かしたビジネス展開を行っています。2023年3月期の連結売上高は9,629億円、グループ従業員は約9,500人です。