リリース・お知らせ 2025年

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鈴鹿サーキットを運営するホンダモビリティランドとサステナビリティパートナー契約を締結
—CO2排出量削減へアルミニウムリサイクルスキーム構築に向け連携—

2025年3月27日

株式会社UACJ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中信二、以下「UACJ」)は、レーシングコースを中心とした総合レジャー施設「鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)」を運営するホンダモビリティランド株式会社(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役社長:斎藤 毅、以下「ホンダモビリティランド」)と、サステナビリティパートナー契約を4月1日に締結します。

本パートナーシップは、UACJとホンダモビリティランドが連携し、環境負荷低減に関する取り組みを進めるとともに、ホンダモビリティランドの保有するレジャー施設を社会課題解決に向けた実証フィールドとして具体的な取り組みを実施していくためのものです。2025年4月4日~6日の3日間、鈴鹿サーキットで開催される世界最高峰の自動車レースで当社がアルミカップを提供し、水平リサイクルによる飲料容器サプライチェーン全体のCO2排出量削減を目指します。今後、鈴鹿サーキットとモビリティリゾートもてぎ(栃木県芳賀郡)において、アルミ缶リサイクルスキームの構築に向け、2社で連携していきます。

UACJは、環境に関するマテリアリティの一つに「アルミニウムの循環型社会(サーキュラーエコノミー)の牽引」を掲げ、サプライチェーン全体で協力し、環境負荷低減に向けた取り組みを進めています。また、Scope1・2において、2050年のカーボンニュートラル実現に挑戦することと、2030年度までにCO2排出量を30%(2019年度比)削減することを目標として掲げています。ホンダモビリティランドは、中核事業であるモータースポーツイベント開催にかかわる温室効果ガスの排出削減に取り組み、2030年にカーボンニュートラルを目指しています。

UACJとホンダモビリティランドは、今後も持続可能で豊かな社会の実現を目指し、アルミニウムの循環型社会構築に向けて連携してまいります。

ホンダモビリティランドについて

1962年に日本初の本格国際ロードコースとして産声をあげ、日本のモータースポーツ普及に貢献してきた鈴鹿サーキット。1997年に人と自然とモビリティの融合をテーマにオープンし、レーシングコースのみならず自然体験施設や安全運転普及施設を備えるモビリティリゾートもてぎ。

ホンダモビリティランドは、サステナビリティ基本方針として「モビリティ文化の醸成とモータースポーツ振興、人材育成の実践フィールドを活かして、地球環境や社会課題への対応に取り組み、持続可能な未来づくりに貢献」することを掲げています。その上で、クリーンエネルギーの活用拡大や廃棄物の発生抑制とリサイクル促進により、温室効果ガスの削減を推進し、主要なモータースポーツイベントにおけるカーボンニュートラルの実現を目指しています。鈴鹿サーキットが推進してきた持続可能な未来づくりに向けた環境マネジメントシステムは、国際自動車連盟(FIA)環境認証プログラムの最高位となる3つ星を獲得しました。

UACJについて

株式会社UACJ(ユーエーシージェー)は、グローバルに事業を展開するアルミニウム総合メーカーです。「アルミでかなえる、軽やかな世界」をスローガンに掲げ、素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。

UACJは、アルミ圧延を開始してから125年以上の歴史を持ち、グループの総合力を発揮し、板、自動車部品、押出・加工品、航空宇宙・防衛材、箔の5つの事業を展開。飲料缶、自動車、IT機器、空調、航空宇宙産業などの幅広い分野にアルミ素材を供給し、人びとの暮らしや産業を支えています。

2024年3月期の連結売上高は8,928億円、グループ従業員は約10,500人です。