リリース・お知らせ 2003年(旧 古河スカイ)

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古河スカイ株式会社の発足にあたって(別紙2)

2003年10月2日

大型アルミニウム油圧プレス機の導入について

この度弊社は、アルミニウム鍛造品の大型化に対する先行投資として、栃木県小山市にアジア最大級の15,000トンアルミニウム油圧プレス機を新設します。投資額は約20億円で、2004年6月の稼動をめざします。

当社のアルミニウム鍛造部門は国内におけるパイオニアとして、航空機用重要構造部材のアルミニウム油圧鍛造品の製造供給に長い歴史と固有の技術を持っております。近年では防衛、民需、宇宙部門への国内主要サプライヤーとして安定供給を担ってまいりました。

国内におけるアルミニウム油圧鍛造品の長期的な需要動向によれば、航空宇宙、情報通信、産業機械、輸送産業分野で大型アルミニウム鍛造品の伸びが堅調であると予想されます。将来における大型アルミニウム鍛造品の必要性を検討した結果、現有の5,000トンプレス機では能力が不足することが明らかで、高品質・高性能の安定的な自給体制を構築することが必要であるとの判断から、このたび大型油圧プレスの増設起業を決定致しました。

導入いたします大型鍛造プレスはアジア最大級であり、優れた技術開発力と高度な製造技術と確実な品質保証体制の下で、高精度高品質の大型鍛造製品の安定供給を行ってまいります。

具体的な起業内容は以下の通りです。

1. 設備概要 15,000トン油圧鍛造および付帯設備一式
2. 設置場所 鋳鍛工場(栃木県小山市)
3.スケジュール 設備稼働 2004年6月、量産開始 2004年下期
4.投資金額 約20億円