リリース・お知らせ 2006年(旧 古河スカイ)
2006~2009年度中期連結経営計画の概要
2006年3月14日
当社は、2006年度(2007年3月期)から2009年度(2010年3月期)までの中期連結経営計画を策定しましたので、その概要をお知らせいたします。
■中期連結経営計画の概要■
―古河スカイ株式会社 アクションプラン―
経営ビジョン
「社会と地球環境に優しいアルミニウムを通じ、お客様に満足いただける製品・サービスの開発・提供により社会に貢献し、リーディングカンパニーを目指す」
目標とする企業像
-ステークホルダーに存在感のある会社-
- 株主・・・透明、公正で、価値のある会社
- 顧客・・・信頼と満足を得られる会社
- 従業員・・・安心して働け、働いてよかったと思える会社
- 地域・・・環境に優しく、地域と共栄できる会社
成長の方向性
「強い収益体制の確立」
- 板事業3工場(福井工場、深谷工場、日光工場)の強みを活かした集約生産体制で、世界に通じる品質・コストの実現
- 海外3工場(インドネシア、中国、ベトナム)の2006年度同時立ち上げによる新設・増強体制の整備
- マーケットのセグメント化と成長製品の絞り込みにより、総合圧延メーカーとしてのさらなる戦略的営業展開の徹底
2009年度の目標値
- 営業利益率10%以上(単体)、D/Eレシオ1.0以下(連結)を目標
- 数値目標
- 売上高
- 営業利益
- 連結D/Eレシオ
- 1. 成長の方向性について
-
- 板事業3工場(福井工場、深谷工場、日光工場)の強みを活かした集約生産体制で、世界に通じる品質・コストの実現として
- 福井工場・・・世界最大級の圧延機を活かした大量・大型製品の集中生産
- 深谷工場・・・中規模ロット多品種を生産
- 日光工場・・・少量多品種/高付加価値特殊品を生産
- 海外3工場(インドネシア、中国、ベトナム)の2006年度同時立ち上げによる新設・増強体制の整備として
- 自動車熱交換器用押出材・・・アジア中心の需要増に対応
- 高品質精密鋳物コンプレッサホイール・・・世界シェアナンバー1を目指す
- マーケットのセグメント化と成長製品の絞り込みにより、総合圧延メーカーとしてのさらなる戦略的営業展開の徹底として
- IT、印刷板、産業用箔などの産業分野への展開
- 自動車、LNG、航空機などの輸送分野への展開
- 缶などの生活関連分野への展開
- 板事業3工場(福井工場、深谷工場、日光工場)の強みを活かした集約生産体制で、世界に通じる品質・コストの実現として
- 2. 2009年度の目標値として―「強い収益体制の確立」
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成長の方向性を実現することにより、強い収益体制を確立し、2009年度には営業利益率10%以上(単体)を達成することを目標に以下の実現を目指します。
- 板生産集約や増産・合理化などを設備投資の実施により実現
- 上記以外のコストダウンの実現
- 海外子会社を含むグループ会社の利益成長の実現
2005年度
(2006年3月期)
見込2009年度
(2010年3月期)
目標増減 売上高 連結 2,098 2,458 +360 単体
(数量)1,800
(429千トン)2,122
(478千トン)+322
(+49千トン)営業利益 連結 137 245 +108 単体
(営業利益率)125
(6.9%)216
(10.2%)+91
(+3.2%) - 3. D/Eレシオ1.0(連結)目標の達成について
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目標達成のため、フリーキャッシュフローを活用し、連結有利子負債の残高を2005年度末予想850億円から2009年度末650億円程度へ200億円の削減を目指します。
2005年度
(2006年3月期)
見込2009年度
(2010年3月期)
目標増減 D/Eレシオ 連結 1.39 1.0以下 - (有利子負債) (850) (650程度) (△200) - 4. 設備投資計画について
- 集約・合理化・増産、更新・品質改善、環境、情報化その他の設備投資として、投資効果の早期実現を図るため、2006年度に185億円、2007年度から2009年度までは100億円から120億円程度の実施を計画(単体)いたします。