リリース・お知らせ 2006年(旧 古河スカイ)
2006年入社式 吉原社長挨拶(要旨)
2006年4月3日
入社おめでとうございます。社員を代表して歓迎いたします。
社会人一日目の皆さんは、今緊張しているのではないかと思いますが、私も社長になったばかりで、最近ずっと緊張しています。お互いに現在の新鮮な気持ちを大切にしていきましょう。
当社は、昨年12月に上場した新しい会社です。上場したばかりだからというわけではありませんが、行動の芯、原点は「ステークホルダーの満足度を高める」ことにあると考えています。そのためには、「収益改善」への取り組みが最優先課題です。多くのことを実現させるには、安定的かつ十分な利益を確保しつつ、長期にわたる継続的な収益改善が必要となります。従って、常に「収益改善のために何をするのか」という観点で、組織や個人の行動を策定してください。判断に迷った場合は原点に立ち戻り、さらにコンプライアンスという視点を加味して判断してみてください。
では具体的な仕事ですが、なすべきことは数多くあります。そのなかでも大事なのは新中期経営計画の実践です。設備投資、集約、海外展開など行動を開始したばかりですが、これから2年3年をかけて改善を進めて行くその道筋はできあがっています。「真のリーディングカンパニーを目指して」着実に遂行し、業容拡大につなげたいと思っています。
もう一つ大切なことがあります。現在当社は、業界では優位な企業体質になりましたが、それも多くの先輩方がご苦労された結果です。その先輩方には、現状を自分のことのように喜んで頂いています。是非ともさらなる飛躍により、多くのご苦労に報いようと思っています。これからも先輩方のご苦労を忘れないでください。
では最後に皆さんへの期待とお願いです。即戦力としての期待も大きいのですが、遅れても結構ですから大きく有能な人材に育ってもらいたいと思っています。会社としても皆さんの能力を高める工夫はしますが、やはり本人の姿勢が大切です。受動的な態度では期待できません。広く興味を持って、自分の力で自分の能力を高める努力をしてください。
皆さんの入社を心からお祝いすると共に、皆さんの努力が一日でも早く実ることを期待します。共にこの会社を盛り立てていきましょう。