リリース・お知らせ 2007年(旧 古河スカイ)
財務体質強化施策を実施
2007年11月7日
古河スカイはこのたび、財務体質強化に向け新たに二つの施策を実施することとしました。
「古河スカイグループ・キャッシュ・マネジメント・システム(CMS)の導入による有利子負債の削減」および「地金輸入ファイナンス・スキームの開発による有利子負債の削減」で、これら施策の積極的取組によって、より強い財務体質の構築を目指します。
各施策は以下の通りです。
古河スカイグループCMSの導入による有利子負債の削減
国内子会社の預金を集約し、その資金を金融機関から借入金がある国内子会社への貸付に充当することで、グループ全体の資金効率化を図り、連結有利子負債の削減を図ります。
- 国内対象会社は当初9社
- 有利子負債削減額は15億円程度
- 株式会社みずほコーポレート銀行提供のシステムを使用
地金輸入ファイナンス・スキームの開発による有利子負債の削減
金融機関がアルミニウム地金の輸入商流に入って一部の商社機能を取り込み、在庫ファイナンス、売掛債権ファイナンス、為替予約などの一連のスキームを構築します。
これまでの直接購買により地金高騰要因で増加していた運転資金の軽減を図るという、本邦初のスキームです。
- あらゆる地金購買手法に対応でき、地金直接購入量までの利用が可能
- 在庫圧縮効果から有利子負債の削減につながる
- 従来の運転資金調達コストより低利調達が可能
- 株式会社みずほコーポレート銀行と東京リース株式会社との共同開発