リリース・お知らせ 2008年(旧 古河スカイ)

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2008年社長年頭挨拶(要旨)

2008年1月4日

あけましておめでとうございます。

昨年を振り返ってみますと、海外ではギリシア、ベトナム、中国で新しい会社が稼動し、国内では「FSグリーンネット」を設立して、障がい者の方々の働く場所を広げることができました。さらに、重要なお客様から「FIA」が表彰されたり、技術面では、鍛接技術でアルミニウム産業界では最高に栄誉のある「小山田記念賞」を受賞できたりと、喜ばしく多くの成果があった一年でした。

しかし、当社を取り巻く環境は依然厳しく、ITや建設向けなどの一般材市場の低迷が販売の不振を、また原油を初めとする原材料の値上がりがコストの上昇を招き、我々のグループ経営に大きな影を落としています。

昨年は予算未達で終わりましたが、今年度も上期の決算は、営業利益で予算比18億円の未達と、これまでのところ大変不本意な状況です。今年度も残すところあと3か月余りです。下期については当初目標の達成、さらに上期マイナスの挽回を目指し、あらゆる知恵と力を振り絞って結果に結びつけるようお願いします。

これらを踏まえて、今年一年のスローガンを
“掲げた目標を達成し、グループ全体の企業価値を高めよう”
としました。

今年度下期はもとより、中期経営計画のなかで新たに掲げる2008年度の目標をなにがなんでも達成し、他社を凌駕する圧倒的な競争力を身につけて、古河スカイの将来にわたる成長の足掛かりとなるよう、大きな目標達成に向けて全員がそれぞれの目標を掲げてがんばりましょう。

重点課題は以下の通りです。

1. コンプライアンスの徹底
コンプライアンスを遵守し、社会の一員として範となる行動を心がけよう。
2. ゼロ災の達成
基本を守り、全員一丸で安全職場をつくろう。
3. 環境保全への対応・整備
環境に対する意識を高め、改善計画を確実に実行しよう。
4. お客さま満足度の最大化
品質クレームを削減し、お客さまの要望を正しく捉えたサービスを提供しよう。
5. 収益力の強化
投資効果を前倒しで顕現化させ、世界に通用する収益力を目指そう。