リリース・お知らせ 2008年(旧 古河スカイ)

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深谷工場にシャーラインを新設

2008年3月27日

古河スカイは、このほど深谷工場にシャーライン(板切断設備)を新設し、稼動開始しました。板厚0.4~2.1ミリ、板幅600~1,900 ミリ、板長500~3,000 ミリ、角板・R形状板の加工が可能で、生産能力は月2,000トン、投資金額は約5億円です。

本設備は、当社の戦略商品である自動車材対応を中心に、薄板系切板製品の商品サイズの拡大や品質向上を目的に旧設備を更新したものです。新設備の主な特長は、国内最大級である1,900ミリ幅の製品が切断できることや、Rカットほか特殊形状をした板材に切断ができることです。さらに将来は設備増強をすることよって、精製、検査、梱包までを一貫で行い、大幅なコストダウンが実現できる仕様となっています。

自動車材は今後の市場拡大が期待される一方で、一層の広幅化、高品質化、高機能化、低コスト化ならびに安定した供給力が要求されています。当社は今後とも万全の対応をするため、生産効率向上、収益向上を目的に、中ロット商品の拠点として位置付けてきた深谷工場のさらなる競争力向上を図ります。