リリース・お知らせ 2008年(旧 古河スカイ)
韓国アルミニウム圧延メーカーとの業務提携契約に調印
2008年10月29日
古河スカイは、韓国のアルミニウム圧延会社チョイル社(CHOIL ALUMINUM CO., LTD. 本社:大韓民国大邸(テグ)広域市、李榮鎬社長、資本金348億ウォン)と、連続鋳造法を利用したアルミニウム板材の生産・開発に関する業務提携契約に10月20日調印しました。
連続鋳造法は、鋳造と同時に圧延を行う製造法で、スラブ製造工程が省略されるため、生産効率の向上によるコストダウンや、省エネルギーによる環境への負荷低減が図れることが利点とされています。
当社はこの連続鋳造法を利用し、自動車熱交換器用材料における日本国内マーケットへの対応力を強化するとともに、自動車をはじめとする各種マーケットにおいて新製品の開発を促進することを目的として、この分野に秀でたチョイル社との業務提携を推進してまいります。
なお、本業務提携をより強固なものとするために、チョイル社発行済み普通株式の5%を取得する予定です。
会社名 | : | チョイルアルミニウム(CHOIL ALUMINUM CO., LTD. ) |
---|---|---|
設立 | : | 1945年(1975年よりアルミニウム圧延業開始) |
本社/工場 | : | 大韓民国大邸(テグ)広域市 |
社長 | : | Young Ho Lee(李榮鎬氏) |
生産量 | : | 110,209トン(2007年) 〈建材、箔用材料、フィン材など連続鋳造比率90%) |
売上高 | : | 3,413億ウォン(2007年) |
営業利益 | : | 39億ウォン(2007年) |
従業員数 | : | 367名(2007年12月末) |
主要設備 | : | 連続鋳造圧延機11台/ダイレクトチル(DC)鋳造熱間圧延設備、 およびこれらに対応する冷間圧延、仕上設備など |
古河スカイ岩淵勲副社長(左)と
チョイル社の李在燮(Jae Sup Lee)会長(右)