リリース・お知らせ 2008年(旧 古河スカイ)

  • ツイートする
  • facebookでシェアする
音声で読み上げる

韓国アルミニウム圧延メーカーとの業務提携契約に調印

2008年10月29日

古河スカイは、韓国のアルミニウム圧延会社チョイル社(CHOIL ALUMINUM CO., LTD. 本社:大韓民国大邸(テグ)広域市、李榮鎬社長、資本金348億ウォン)と、連続鋳造法を利用したアルミニウム板材の生産・開発に関する業務提携契約に10月20日調印しました。

連続鋳造法は、鋳造と同時に圧延を行う製造法で、スラブ製造工程が省略されるため、生産効率の向上によるコストダウンや、省エネルギーによる環境への負荷低減が図れることが利点とされています。

当社はこの連続鋳造法を利用し、自動車熱交換器用材料における日本国内マーケットへの対応力を強化するとともに、自動車をはじめとする各種マーケットにおいて新製品の開発を促進することを目的として、この分野に秀でたチョイル社との業務提携を推進してまいります。

なお、本業務提携をより強固なものとするために、チョイル社発行済み普通株式の5%を取得する予定です。

チョイル社の概要
会社名 チョイルアルミニウム(CHOIL ALUMINUM CO., LTD. )
設立 1945年(1975年よりアルミニウム圧延業開始)
本社/工場 大韓民国大邸(テグ)広域市
社長 Young Ho Lee(李榮鎬氏)
生産量 110,209トン(2007年)
〈建材、箔用材料、フィン材など連続鋳造比率90%)
売上高 3,413億ウォン(2007年)
営業利益 39億ウォン(2007年)
従業員数 367名(2007年12月末)
主要設備 連続鋳造圧延機11台/ダイレクトチル(DC)鋳造熱間圧延設備、
およびこれらに対応する冷間圧延、仕上設備など

古河スカイ岩淵勲副社長(左)と
チョイル社の李在燮(Jae Sup Lee)会長(右)