リリース・お知らせ 2008年(旧 古河スカイ)

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英国のアルミニウム圧延会社への資本参加意向書(MOU)に調印

2008年10月29日

当社は、ギリシアのアルミニウム圧延会社エルバル社(Hellenic Aluminium Industry S.A.、本社:ギリシアアテネ、ランプロス.D.バルーハス社長、資本金:3千7百万ユーロ)の100%子会社である英国のアルミニウム圧延会社ブリッジノース社(Bridgnorth Aluminium Ltd.、本社:英国シュロプシャー州、サイモン・マックビッカー社長、資本金:2千2百万ポンド)への資本参加に関する意向書(Memorandum of Underdstanding)に9月15日調印しました。

当社として、海外でのアルミニウム板圧延事業への直接投資は初めての事例となります。

ブリッジノース社は、アルミニウム印刷板・箔用材を主体に、欧州・北米向けを中心として2007年には5万8千トンを生産販売しており、特に印刷板市場では世界第三位の生産量となっております。今般、印刷板製造の最新設備の導入増強を決定したことから、完成後には当社能力と合わせ、世界トップレベルの印刷板製造能力を保有することとなります。

欧州地域はアルミニウム印刷板の一大市場であり、多言語対応や多色刷りカラー化による印刷製版工程のデジタル化の進展もあって、今後、高品質アルミニウム材への需要が一層拡大することが期待されています。当社は、ブリッジノース社への資本参加を通じ、これまで培ってきた製品技術と併せ、日本やアジアのみならず、欧州地域をはじめとする世界各地へのアルミニウム印刷板供給体制を強化し、高度化する顧客ニーズに積極的に対応してまいります。

ブリッジノース社の概要
会社名 ブリッジノース社(Bridgnorth Aluminium Ltd.)
設立 1957年
本社/工場 英国シュロプシャー州(バーミンガム近郊)
出資比率 (当社出資後)古河スカイ25% エルバル社75%
社長 サイモン・マックビッカー氏
売上高 1億1,450万ポンド(2007年)
生産量 5万8千トン(2007年) 2010年に約40%アップ目標

左からエルバル社ランプロス.D.バルーハス社長、
古河スカイ岩淵勲副社長、
ブリッジノース社サイモン・マックビッカー社長