リリース・お知らせ 2009年（旧 古河スカイ）

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中国のアルミニウム圧延会社に資本参加

2009年10月8日

当社は三井物産株式会社（本社：東京都千代田区、社長：飯島彰己）と共同で、2009年10月8日、中国のアルミニウム事業会社である広東東陽光鋁業股份有限公司（本社：広東省韶関市、法定代表者：郭京平、以下東陽光）傘下のアルミニウム圧延会社2社への資本参加および経営参画について合意する契約書に調印しました。
東陽光傘下のアルミニウム圧延会社2社は、乳源東陽光精箔有限公司（本社：広東省韶関市、法定代表者：張虹偉、以下乳源）と韶関市陽之光鋁箔有限公司（本社：広東省韶関市、法定代表者：蘆建権、以下陽之光）で、古河スカイはそれぞれの株式25％を、三井物産は同じく20％を既存株主である東陽光と香港南北兄弟国際投資有限公司（本社：香港、法定代表者：郭梅高）から2009年末に取得する予定です。

中国のアルミニウム圧延品需要は、電子･電機機器向けのみならず、輸送向けや包装容器向けなど、今後も総じて継続的な伸長が見込まれており、なかでも自動車用途については、需要の拡大と生産拠点の増大を背景として高い伸びが予想されています。 乳源と陽之光は、コンデンサ用アルミニウム箔とエアコン用フィン材において、中国内有数の高いシェアを獲得しており、このほか一般板、条なども生産しています。今後、当社と三井物産が保有する先進的な技術とグローバルネットワークを活用して、自動車熱交換器用材料をはじめとする各種高機能製品を提供する体制を整えます。これにより、中国内外の顧客への拡販と新規開拓を進め、拡大する需要に積極的に対応することで競争力を強化し、乳源と陽之光2社の企業価値を向上させていきたいと考えています。

2010年より、乳源と陽之光において当社から供与する技術に基づく自動車熱交換器用材料の生産に着手し、同年内を目処に中国内外の顧客向けに販売を開始する予定です。

＜参考＞