リリース・お知らせ 2011年(旧 古河スカイ)

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中国のアルミニウム事業会社との合弁意向書に調印

2011年4月15日

古河スカイと100%子会社である日本製箔は、中国のアルミニウム事業会社である広東東陽光鋁業股份有限公司(登録資本:8億2千7百万人民元、法定代表者:郭京平)と、電池用アルミニウム箔、コンデンサ陰極用アルミニウム箔などの研究開発、生産、販売事業を行う新会社設立を検討する旨の意向書に、4月14日調印しました。

産業用電池は、鉛蓄電池やニッケル水素電池からアルミニウム箔が使用されるリチウムイオン二次電池へのシフトが進んでおり、また自動車用電池はハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)などの電源に今後採用されていくことから、市場の急拡大が予想されています。

日本製箔は、日本における産業用、電子用のアルミニウム箔に多くの実績を持っております。この経験を生かして、成長著しい中国市場へも積極的に進出し、伸びる需要の獲得、次世代製品への確実な対応を図っていく考えです。

今後、新会社の持分比率、および取り扱い製品の確定を含む合弁契約ほか、関連契約の締結に向けた具体的な検討をしてまいります。

広東東陽光鋁業股份有限公司概要
本社 中国広東省韶関市乳源県
法定代表者 郭京平
登録資本金 8億2千7百万人民元(約103億円)
設立 1996年10月
事業内容 アルミニウム高純度地金、アルミニウム圧延品、電解コンデンサ、エアコン用フィン材の製造販売
売上高 37億6千万人民元(約470億円)
従業員 約5,600名