プレスリリース 2013年(旧 古河スカイ)

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2013年社長年頭挨拶(要旨)

2013年1月4日

明けましておめでとうございます。

昨年を振り返りますと、アメリカではオバマ氏が大統領として再選しましたが、中国、フランス、ロシア、韓国を始め各国の指導者が交代した年であり、日本もまた年末に政権の枠組みが大きく変わりました。今後各国の政策の変更により、政治の世界は従来とは違う様相を見せる可能性があります。また、ギリシャに端を発する欧州通貨危機によりヨーロッパ各国の経済の変調が長期化しています。その影響もありBRICSと言われる中国、インド、ロシア、ブラジル、南アフリカを始めとする新興国についても、従来のような高い経済成長を持続できない可能性が大きくなってきています。

一方、日本国内は人口減に伴う需要の減少という大きな流れが避けられません。また、特に製造業においては、円高や電力料金の高騰などにより、ますます海外の競争力のある国へ進出する方向にあります。このようにグローバル化が進んだがゆえに、今後ますます混沌としてくる世界経済とその事業環境を我々は生き抜いていかねばなりません。

こうしたなかで当社グループは、2009年に発表した板圧延事業構造改革を進め、昨年10月に日光工場の上工程である鋳造、熱間圧延、冷間圧延を休止しました。

また、海外の伸びるマーケットへの対応として、2011年に発表したタイでの圧延一貫工場の建設は、一部計画を変更して熱間圧延の仕上工程を4スタンドとしました。当社の主力工場である福井工場と同等以上の生産能力を備えた本格的なアルミニウム圧延工場として、来年度から立ち上げるための作業を進めております。

海外で戦うために必要な準備を行いつつ、日本のマーケットでは磐石の体制を築くためにも住友軽金属工業株式会社との経営統合を昨年8月に発表しました。今後この計画をきちんと進めていくことが必要になります。

一方、当社を取り巻く足元の事業環境は厳しく、第2四半期の決算発表時に通期業績の大幅な減少を発表しました。下方修正した通期業績予想の達成は、株主をはじめすべてのステークホルダーとの約束事であり、確実に達成しなければなりません。

このような状況を踏まえ、今年のスローガンは、

「来るべき新たなステージに向け、スピードと質を上げて課題の達成に取り組もう!」

としました。多くの困難な課題に対して世界の競合他社に負けないようスピードを上げて全力で立ち向かい、質の高い解決策を打ち出していきましょう。

このスローガンの下、今年の重点課題は次の3つを掲げました。

  • お客様満足度の最大化
  • コンプライアンス、安全、環境、品質の徹底
  • 国内、海外市場での競争力の強化