お客様との関わり

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UACJグループは、お客様の満足と信頼を得るため、品質・技術開発力・現場力の向上に努めています。

品質基本方針

  1. 技術開発、品質向上、現場力向上を推進し、お客様の満足と信頼を得る製品及びサービスを提供します。
  2. 適用される要求事項を満たします。
  3. 品質マネジメントシステムの継続的な改善を行います。
  4. 品質目標の設定、結果の見直しを行い、必要に応じた経営資源を配備します。
  5. グループ員は品質方針を理解して行動するとともに、全員参加の品質向上活動を行います。

品質管理体制

UACJグループでは、グループ全社を統括する品質管理推進の最高機関として品質担当役員を委員長とする品質委員会を設置し、品質状況、品質に関する重大事故、そのほか重要品質案件の報告と審議を行っています。
また、グループを板・押出・箔・鋳鍛・銅管・加工品のセグメントに分け、セグメントごとに品質管理組織を設置し、技術部と各組織の責任者が連携をとりながら品質管理活動を推進する体制を整えています。

品質改善活動

UACJグループでは、グループ統一の年度品質管理方針を定めています。2016年度は、「品質の底上げを図り、世界的な競争力を持つメジャーグループを実現しよう」をスローガンに品質目標および取り組むべき重要課題を明確にし、品質向上のための施策を展開しました。

2016年度品質目標

  1. 重大品質不具合(品質異常)ゼロ
  2. クレーム・苦情件数は前年度実績の10%以上改善

重要課題

  • 真因追究による再発防止およびヒューマンエラーの防止
  • 顧客ニーズおよび期待の把握と迅速対応による顧客満足度の向上
  • 適切な教育・訓練や経験に基づいた必要な力量の確保と認識の確実化
  • 製品移管における技術の融合と品質管理の強化

これらの重要課題に注力した結果、当社グループ全体でクレーム・苦情件数を2%減少させることができました。
なお、現在当社グループ内において、重大品質不具合により販売禁止もしくは係争の対象となっている製品はありません。
これらの活動実績などを踏まえ、2017年度は、「品質のレベル向上を図り、世界的な競争力を持つメジャーグループを実現しよう」をスローガンに、2016年度の品質目標を継続することとし、将来ビジョンも反映させた重要課題を設定して、さらなる品質改善を展開しています。

2017年度品質目標

  1. 重大品質不具合(品質異常)ゼロ
  2. クレーム・苦情件数は前年度実績の10%以上改善

重要課題

  • 真因の追究による再発防止およびヒューマンエラーの防止
  • 顧客ニーズおよび期待の把握と迅速対応による顧客満足度の向上
  • 適切な教育・訓練または経験に基づいた、必要な力量の確保と認識の確実化
  • 製品移管における技術の融合と品質管理の強化

国際認証に基づく品質管理

UACJグループでは、UACJおよび当社グループ各社で取得している品質マネジメントシステムの国際認証にしたがい、品質管理を実践しています。まだ認証を取得していない一部のグループ会社については、技術部が国際認証の要求事項にしたがった管理ができるよう支援しています。

顧客満足度向上への取り組み

UACJグループは、経営理念と品質基本方針において「お客様の満足と信頼を得る製品とサービスの提供に努める」ことを掲げています。
お客様とのコミュニケーションを重視し定期的に「顧客満足度調査」を実施しています。また、お客様との交流会を開催し、直接ご意見やご要望をいただいています。これらの活動を通してお客様からいただいた情報を精査・分析し、改善活動に反映させるとともに新製品の開発などにも積極的に取り組んでいます。

クレームに対する取り組み

お客様からのクレームに対する取り組みについては2016年度は「重大品質不具合(品質異常)ゼロ」、「クレーム・苦情件数を2015年度実績の10%以上改善」の品質目標に基づき取り組みました。2017年度についても2016年度目標を継続し取り組んでいきます。
重大品質不具合(重大クレーム)については、グループ全体で統一の判断基準を設けるとともにグループ内で情報を共有し類似事故の発生防止に努めています。

「お問い合わせコーナー」での応対

アルミニウム材料の注文、使用に関する技術的な相談、資料請求等お客様からのお問い合わせに対しては、UACJグループのウェブサイト上に「お問い合わせコーナー」を設けて迅速かつ的確に対応しています。
お問い合わせ件数はここ数年は年間200件前後で推移しており、うち2~3割は海外からとなっています。今後もお客様との交流をいっそう深めて新たな製品開発などにつなげていきます。

お客様からの主な受賞実績

賞名 対象 受賞理由
トヨタ自動車九州株式会社
「レクサスゴールド賞」
(2016年5月)
UACJ 自動車用ボディシートアルミ材の品質維持向上
三菱重工業株式会社
防衛・宇宙ドメイン「平成27年度 優良パートナー」の感謝状
(2016年9月)
UACJ鋳鍛 コスト削減協力と製販一体になった納期遵守の実現
豪州「Orora Working Together」
(2016年10月)
UACJ 品質、納期対応、技術サポート等を評価
モノづくり日本会議と株式会社日刊工業新聞社
「2016年モノづくり部品大賞 自動車部品賞」
(2016年11月)
太平洋工業
UACJ
「摩擦攪拌接合によるアルミテーラードブランクを用いた自動車用ボデー部品」の開発

その他外部団体からの受賞実績

賞名 賞の概要 受賞者
日本アルミニウム協会
協会賞(開発賞)
(2016年5月)
アルミニウム産業における技術の進歩、製品の開発、需要の拡大に貢献のあった製品およびアルミニウムの需要促進、新市場開拓が期待できる開発製品で、実績があるものに贈られる賞 押出加工性および耐食性に優れた航空機用新合金AA2013の開発に対して
技術開発研究所 加藤 勝也、八太 秀周
UACJ押出加工 佐野 秀男
日本アルミニウム協会
協会賞(技術賞)
(2016年5月)
アルミニウム産業における技術の進歩、製品の開発、需要の拡大に貢献のあったアルミニウム材料および製品の製造・加工技術で特に優れた技術もしくは環境対策・対応など社会的に貢献度の大きい技術に贈られる賞 複同式摩擦攪拌点接合の開発に対して
技術開発研究所 熊谷 正樹、福田 敏彦
軽金属学会
軽金属論文新人賞
(2016年11月)
軽金属に関する学術または技術の進歩発展に寄与する優れた論文を発表した30歳以下の若手研究者に贈られる賞 技術開発研究所 長谷川 啓史
軽金属学会
軽金属躍進賞
(2016年11月)
軽金属学に関わる学術研究または技術開発の発展に顕著な功績をあげ、今後の躍進が期待される満36歳以上45歳以下の研究者・技術者に贈られる賞 技術開発研究所 八太 秀周
軽金属学会
小山田記念賞
(2016年11月)
軽金属の生産および製品の製作に関係した優れた技術を対象とし、その技術を確立した発明、考案あるいは研究の功績者に贈られる賞 技術開発研究所 浅野 峰生
軽金属学会
高橋記念賞
(2016年11月)
軽金属鋳物、ダイカスト、展伸材、二次合金および再生地金等の溶解・鋳造に関連する工業技術の進歩発展に功労のあった技能者に贈られる賞 福井製造所 前川 和弘

新製品・技術に関する情報発信

技術・研究論文誌の発行

「UACJ Technical Reports」Vol.2 No.2を2016年7月、 Vol.3 No.1を2017年3月にそれぞれ発行しました。
「UACJ Technical Reports」には基礎研究、応用研究の成果である論文や技術展望・技術解説、製品紹介やトピックスを掲載しています。
今後もUACJグループの研究成果や新製品・新技術を紹介するツールとして「UACJ Technical Reports」を発行し、当社グループの最新技術情報を提供していきます。

「UACJ Technical Reports」